10 / 1053

第1話の10

急に…達してしまって… 「…はぁ…あ…ん…ん…」 「…麻也さん…ステキだよ…俺も…イクから…あ…」 諒の…ほとばしりも奥に感じ…のけぞりながら思わず目をつぶると、あまりの気持ちよさに涙がにじんできた。 「…麻也さんごめん…2発は今日はムリ…って、泣いてるの? そんなに気持ちよかった? 」 「うん…諒…最高だった…」 息を整えながらそう言うと、諒はいつも通り、 「麻也さん…愛してるよ…」 と、優しく抱きしめてキスをくれた。  本当は余韻をもっと楽しみたいところだが、 明日は早くからミーティングがあるので、諒は時間を気にしているだろうなと思い、諒のリードに任せた。  案の定、 「麻也さんごめん、明日早いからさ、簡単にシャワー浴びちゃわない? 」 麻也はうなずくと、諒に肩を貸してもらい、バスルームに向かった。

ともだちにシェアしよう!