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第1話の10
急に…達してしまって…
「…はぁ…あ…ん…ん…」
「…麻也さん…ステキだよ…俺も…イクから…あ…」
諒の…ほとばしりも奥に感じ…のけぞりながら思わず目をつぶると、あまりの気持ちよさに涙がにじんできた。
「…麻也さんごめん…2発は今日はムリ…って、泣いてるの? そんなに気持ちよかった? 」
「うん…諒…最高だった…」
息を整えながらそう言うと、諒はいつも通り、
「麻也さん…愛してるよ…」
と、優しく抱きしめてキスをくれた。
本当は余韻をもっと楽しみたいところだが、
明日は早くからミーティングがあるので、諒は時間を気にしているだろうなと思い、諒のリードに任せた。
案の定、
「麻也さんごめん、明日早いからさ、簡単にシャワー浴びちゃわない? 」
麻也はうなずくと、諒に肩を貸してもらい、バスルームに向かった。
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