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第5章の22
諒は麻也のジーンズのジッパーを下ろしにかかり…下着の上から麻也のそれに触れて…
そして、諒はジーンズと下着を脱がせようとしてくる。
それを手伝おうと麻也が腰を浮かせると、諒は嬉しそうに微笑んだ。
でも、実は怖かった。
でも、諒に清めてほしい、そう思うのも事実だった。
麻也を一糸まとわぬ姿にすると、諒も急いで服を脱ぎ始めた。
そして、麻也と同じ姿になると、うっとりとした表情で、麻也に重なってきた。
諒のも臨戦態勢だったが、諒はもう暴発しそうな麻也のものに優しく触れてきた。
するともうかすかに、先走りの蜜が滲んできてしまい、
麻也は恥ずかしさでいっぱいになった。
(いくら諒が上手いからって…)
男のプライドが傷つく。
いや、本当は諒の優しさにいとも簡単に陥落したかのような状態が少し腹立たしいのか…
それとも諒の優しさにすがってしまっていることが…情けないのか…?
いや、心地いいかも…
そんなことを思っていると、諒に両脚を広げられ、その間に顔をうずめられていた。
拒絶する間もなかった。
「…えっ…」
まさか…
これまでに経験した以上の快感に麻也はすっぽりとくわえこまれ、
舐めあげられ、刺激され…
「諒! だめ! や…あ…ん…」
激しく身をよじってしまう。
びっくりして顏を上げた諒は、しかし、
「麻也さん、遠慮しないで…」
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