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第5章の64

 あっという間に2人は素肌のままになり、 麻也は諒にキスされながら分身を握りしめられ、その手は上下して… 「あ…諒…それは…」 「あ、くれぐれもお断りしておきますが…」 「こ、こんな時に、何…? 」 「あ、やっぱやめとく。」 「言えよっ!…ぁあ…ん…」 「麻也さん、楽屋でTバックやめて。 可愛いおしりをみんなに見られるなんて、俺、耐えられない。」 「そんなのっ! はぁ…ふ…ん…プロの…たしなみ…」 頭にきた麻也は、無理やり諒の手を止めると、 「衣装にひびかないようにしてるの! いつ衣装チェンジがあってもいいように! それに俺のおしりなんて…まさか、諒…」 すると諒はぺろっと舌を出し、 「だからあ、それはつきあってからですよ。つきあう前はガマンしてたの。」 「それ、ってのは…」 「よ、夜のオカズです。」 「…やっぱり…」 「つきあってからなんだから、いいじゃん…俺のものなんだから…」 「ふん、もう知らない。今夜はオカズでガマンしな。」 「じゃあ麻也さん、後ろ向いて良く見せて。」 「もー、口が減らなヤツだな…」 麻也はあきれてしまった。

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