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第11章の28

諒に両肩を掴まれて見つめられたままゆすぶられて、教えて攻撃… いっそう恥ずかしくなるが… 「麻也さん、俺のこと愛してないの? 」 「そりゃ…愛してるけど…」 「じゃあ何で…? 」 諒は何だか涙目だ。 それで、麻也はそっと諒の耳元に、恥ずかしいのをこらえて囁いた。 …あのね…公衆の面前でね、諒にカラダまで開いてた気分だったの… 諒は喜びのあまりひっくり返りそうになり、持ち直して固まっている。 「ま、麻也さん…」 「…どうせなら突っ込んでほしかったかも…」 我ながらいい攻撃だと思ったが…次の瞬間、麻也は後悔した。 「じゃあ、今から突っ込むよ。」 「は? 」 「ごめんねえ、俺としたことが…」 ベッドにうつぶせに押し倒され… 「いやん、かわいいおしり…」 「ねえ、諒って俺の顏よりおしりの方が好きだよね? 」 「いやあ、そんなことはないですよぉ~。」 「明日早いよね? 」 「俺たちも早い王子です! 」

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