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第11章の64

 そろそろ…と諒は潤滑油を指に取ると、まずは周辺をマッサージ…ここのとあるツボもひと押し… 麻也は思わず声をあげる。 「これでますます絶倫になるからねっ♪ 」 「…そんなの諒が嬉しいだけじゃん…」 「…おやあ、そうかな…? 」 そして、諒もクライマックスに向けて無言になる。 2人がひとつにつながるその場所に、ゆっくりと、その長く美しい指を… 「あ… 」 その反応にも刺激され、諒も達しそうになってしまうが、どうにか気をしっかり持って… そのうち、いつもとは違う、とあるポイントに触れた途端、麻也は相当感じたらしく、 身をよじって… 「諒、諒…あ…ああ…ごめん…」 白いしぶきは諒が左手で受け止めた。 (ああん、麻也さんのぴくぴくが可愛い…俺ももう限界かも…) 「諒、ごめん…」 「謝ることないでしょう? 美味しい練乳、いっただっきまーす! 」 「やーん、ホントに…? 」 両手で顔を覆いながらも、ちらちら諒を見て、麻也は、恥じらっている。 諒は左手をぺろっと舐めてから、ゆっくりと右手の指を抜いていく…

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