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第11章の65

「…諒…マッサージ上手すぎ…」 照れ笑いで目をそらしたまま、麻也が言う。 「そりゃ、麻也さんが愛しくて仕方ないから…」 諒もはにかみながら後始末をすると、 まだ感じやすい麻也の分身の先の方とお腹の上に残ったほとばしりを、丁寧に舐めとった。 が、麻也は諒の左手の中でまた硬くなり始めていて… (でも、2回は今夜はマズいかな…) と、諒が考えていると、 「諒、クチの中もマッサージして…」 恥ずかしそうに麻也は目を合わせず言う。 「えっ? ああ、じゃあがっつり手を洗ってくるね。」 「ううん、そうじゃなくてえ…」 いつしか麻也は…みだらな目で、わざとに舌なめずりをして、諒のジーンズのジッパーのあたりを… (くーっ、魔夜姫さま降臨! ) 「さ、りょお…選手交代っ! 」  

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