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第11章の66

「ホントに? 麻也さん…」  今度は諒がベッドの上に仰向けにされた。 麻也の体力が尽きないうちにと、もう、さっさと自分でジーンズからなにから諒は自分で脱いでしまう。 すると、麻也の長い黒髪が落ちてきて、キスも落ちてきて… 諒は無上の喜びを感じていた。 (神様、ボクの彼氏はホントに天使で王子で堕天使です…ありがとう…) 麻也はもう、満面の笑顔で諒を見下ろしていた。 「りょお、可愛い…」 「あ…麻也さん…」 そして、麻也の黒髪も、柔らかな唇も南下していき…諒の硬くなったものを…麻也の舌も唇も…諒を激しく責めてくれて… 目は、いたずらっぽく輝いていて… 「麻也さん…イイ…は…あん…ダメっ…」 「ふふっ、諒はココが弱いんだよね…」 悪魔のような魔夜さまの微笑み。 諒は本当は叫びたい。 (麻也さん、もっと、イジメて…) …と思った瞬間に、諒は堕天使に導かれ、昇天していた…

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