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第12章の20
それを言われたメンバーたちは、耳が痛い…と言って笑いながらそれらしいしぐさをした…麻也を除いて。
「でも、真樹の言うのもわかるよ。お前たちには長くやってほしいからな。
食事は健康によさそうなものを心がけるようにするよ。」
「ジジイになってもタイコを叩きます! 」
力強く直人が宣言する。
「おーっ、その意気その意気。」
「ドームへも行きます! 」
真樹がそう言った時は、みんなからどよめきが起きた。
「麻也さんとのカラみも頑張ります! 」
諒の宣誓にはみな失笑…魔法のキスの意味は、メンバー以外には秘密にしている…
と、そこで、麻也はみんなの視線を感じ、仕方なく…
「若さと美貌の維持に頑張ります…って、あれ? 」
みんなずっこけたが、メンバーが可愛い社長は、
「じゃあ、みんな、俺たちもがんばるから、お前らもがんばれよ。
飲み過ぎんなよ。クスリやるなよ。また来週! 」
と、忙しいらしい社長は寒い昭和ギャグを飛ばして、会議室を出ていく。
エステとトレーナーとの顔合わせは須藤くん、頼むよ~…
と言い残して。
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