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第12章の103
「えっ? 諒? …あ…ぁ…ん…ん…」
「麻也さん、いっぱい声出していいよっ! 」
麻也の表情を見た諒の瞳にいつもの明るさが戻ったのが見えて、
麻也も嬉しくなった…
「…あれ、俺…」
次に麻也が目覚めたのは午前5時…
暗い部屋でスタンドの明かりはついたまま。
諒は裸でぶっ倒れて寝ている。
自分も何も着ていないのに気づいて、麻也は思い出した。
(あ、俺、諒に求められながら眠っちゃったんだな…)
悪いことしたなあ、と思ったが、光に照らされた諒の寝顔は満足げだったので、
少しほっとする。
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