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★諒のマッサージで昇天…の麻也王子→18-87

…しかし、覆いかぶさってきた素肌の諒は、頬ずりはしてくれたけれど、 今までにないことに、口づけはしてくれなかった。 (まるで娼婦みたい...唇は違う誰かのために取ってあるとか言わないよね...) そして時間がないせいか、すぐに麻也の胸のあたりを諒は吸い始めた。 嬉しい刺激だったけれど... 「あ...」 思わずあげてしまった声は虚しく響いて、麻也はまた悲しくなり、さすがに気分もさめていく。 それでも諒に中心をとらえられれば、久しぶりのそれは麻也の意思を振り切って育っていく。 しかし諒は麻也の言いつけを守っているというわけなのか、口に含んで舌で弄んでもくれない。 諒の方は反応している様子はないので、当然ミルクがけもなく… 麻也は諒のは手の中で果ててしまい、恥ずかしさから、唇を噛んで声を殺すと横を向いてしまった。 しかしその間にも諒はマッサージの準備を始めてしまい、 麻也の快感も冷めやらないうちに、諒の長く繊細な指は、麻也の外側をマッサージし始めていた。 「...諒...」 諒の表情には笑みがあるが、作ったものであったように見えた。 しかし、諒は目をそらしたまま、優しく麻也の中心に指を侵入させてくる... そして二度目の... 体力が落ちている麻也には少しつらかったけれど... でも安心して、眠りに落ちて...

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