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第14章の8

「あー、時間が足りない! 1日48時間欲しー!! 」  そう叫びながらシャボンをまみれさせた素手で荒々しく諒は麻也の体を洗っていく… 気持ちよさにうっとりしながらも、麻也も同感だった。 「えー、時間増えたらどうするの? 」 「半分レコーディング、半分は麻也さんとエッチ! 」 「少しは休みなよ~…ねえ、諒、もうあとは一人でできるから、出て待ってて。」 「うーん…」 諒の様子がおかしい。 「どしたの? 」 「い、いや…」 手が止まると、諒の目がとろんとなって、美しいというより非常に可愛い顔になる。 「疲れてるなら、いいよ。明日ゆっくりジュエリー鑑賞しよう? 」 「いや、今日がお誕生日なんだから! あ! 準備してくる! 」

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