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第14章の11
…麻也の心の叫びが聞こえたのだろう。
諒はあっという間に麻也からバスローブを脱がせると自分も脱ぎ、
麻也を後ろから抱きしめてきたのだ。
…久しぶりの諒の腕の力、ぬくもり、あと…諒のあの…きざしが自分の肌に当たってる…
「メインのプレゼントでございます…」
「う…ん…」
嬉しすぎて言葉にならない。
昨日までは考えられなかったこと…
諒の左手にはいろいろと握られていた。
まず、首周りにつけてくれたのは例のペリドットのチョーカー。
「麻也さん、鏡見て。すごくよく似合ってるよ。」
諒が動かしたおかげでベッドの上でも2人の姿がよく見える。
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