763 / 1053

第14章の17

「あぁ…」  久しぶりだからじゃない。  自分はこんなに諒に飢えていたのだと思い知らされる。  必死で唇を結んで声を殺そうとするが、表情を見られるのも恥ずかしくて… かといって、間接照明の明かりは消さないのが暗黙のルールだし… でも、こんな顔になっちゃうのは初めてだし… でも、諒にここまで奉仕されていることも嬉しくて、 それに諒がかなり反応してしまっているのも伝わってきて… 明かりを消すなんてもったいない… (あんな女なんて…ほんとに関係なかったんだよね…ごめん…諒…) 麻也は右手で諒のものを可愛がりながら、乱れる呼吸の中、左手で諒の頬を撫で、 いつか諒が好きだと言っていた、ちょっとサディスティックな表情で、クールに言ってみた。 「諒、俺もこんなに諒のこと好きだよ。欲しいよ、愛してるよ…」 「あ、ダメっ! 麻也さん、反則…」 諒のものが手の中でドクドクいうのに誘われ、麻也も自分を解き放った… 途端に諒の体が落ちてきて、お互いの敏感な部分をわざとに重ねられる… 「え~ん、諒クン恥じらいのミルクがけ…」  

ともだちにシェアしよう!