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第7話
夏休みの前に、しばらく休みたいと。連絡があった。
気になった俺はお母さんに聞いてみた。
「なにかありましたか?」
「いや。ちょっと具合が悪くて。」
・・・・・なんとも歯切れの悪い。事。
「ふ~ん。」
「仕事で?」
「あっ。いや。うん。っと違いますよ。」
・・・・・う~ん。
「あとで。ちょっと」
これ以上は話さないと思ったので、ちょっと会議室にきてもらった。
「体調が悪いの?息子さん?」
「いや。別に。・・・・・なんでもないんですよ。」
・・・・・らちがあかない。
「何よ。なんかあったんですか?」
「だから、なんもないって。 」
って。どー見てもおかしい、
「バイト。辞めたいとか?」
小林くん。はかなり戦力なので辞められるのは痛いが、もしかしたら。と思い聞いてみる。
「えっ。いや。違いますよ。全然。そんなのではないんです。本当に。ただ・・・・・」
「ただ。何?なんですか?」かなり鋭く聞いた。
「・・・・・」
「うーん。しばらくってどれくらいですか?」
「1ヶ月くらい。。かな。。。」
「1ヶ月。。。。」ちょっと考える。
長期間の休みは辞めさせる対象になってしまう。長く勤めてるこの人は知ってるはずなのだが。。。。なぜ。長期の休みが必要なのか?
勉強。?いや。いや。優秀なはず。
じゃなんで?不可解。すぎる。
どうしても気になったのでもうちょっと踏み込んで話をする。
。。。戦力だから辞められるのは困るけど、辞めさせられるかもしれない。と。
するとちょっと困った顔で。「う~ん。」
少し悩んで
「しかたがないですね。あの子は今、バイトにこれません。理由は体調不良です。多分、1ヶ月くらい。無理ですね。これ以上は話せません。彼の問題なんで。
それで辞めさせられる対象になるなら、しかたがありませんね。」
「会社の方針にしたがいます。」
いきなり何を言うんだ!びっくりしてると、
潔く言い切る。
……さすが元ヤン。腹がすわってる。
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