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第4話

翌日の午前中には俺はめちゃくちゃ元気になり退院できた。そう言えば、食事と睡眠は大切!とか、お医者さんや看護婦さん達に強く言われたなぁ…。 今日までは大学休んで…あ、明日のバイトまでは流石に休みたいな。後で連絡入れておこうっと。 家に着くと午前11時だった。俺がお昼ご飯を作ろうと冷蔵庫に手をかけた時に、携帯が鳴った。見てみると、あの時の鈴木からのメッセージだった。 『どう?退院できた?お昼ごはんちゃんと食べた?』 凄い……家族よりも俺の事を心配してくれているようだ、感動する。俺はすぐに返信をした。 『退院できた!本当にありがとう!面倒だけどご飯ちゃんと作る!』 ピコッ は!返事が来た、早ぇ。 『あ、待って〜!体調がよければ外に食べに行かない?って思ったんだけど…もう作ってる?(笑)』 なっ…なんてっ!なんて優しい人なんだ。俺は鈴木をかっこいいと思った!俺もこうなりたいなと憧れさえ抱いた。本当にすごい!俺はお礼も兼ねて、ここは奢ろう!よしっ!と家を出た。 そして____ 『今店の前!』 『おっけ!』 何だかドキドキしてきた…すると手をあげて鈴木はやってきた。 「あ、渡辺くん!」 「…あ、やほ!鈴木ィ〜!」 俺たちは合流した後、店員さんの案内に従って席に着いた。

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