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第23話

抱きしめられる力加減が何だか心地よくて…。また瑠輝は俺に「好き」と言ってくれた。俺は…なんか恥ずかしさに負けてしまったから抱きしめ返す腕に少し力を入れた。 「ねぇ、亜樹?」 「ん?」 瑠輝の肩に埋めていた顔を持ち上げ瑠輝見た。なんだよ?思ったら…瑠輝の顔が凄く近くて… って、 ちゅっ 「ぅ…んっ?…まっ………んぁ!?」 は?キ……キス!?いきなりキスをされて驚く俺は『待って』と言おうとして口を開いた。それを見逃さなかった瑠輝の舌が、入り込んできて、俺の舌と絡ませてくる。歯の裏をなぞったり、唇を吸ったり舐めたり… 馬鹿!瑠輝の馬鹿!いや、口を開けた俺が馬鹿っ!うわ…やばいやばいやばいっ!めっちゃ嬉しい恥ずかしい!こ、声出る!…気持ちいい…やばいっ… 「…んっ…ふぁ…あ…」 男にキスをされて気持ちいいとか…瑠輝がかっこいいとか、本当に俺どうかしてる。恥ずかしいんだけど嬉しい、気持ちいい、幸せで。俺が今まで彼女出来なかったのはもしかして……お…俺ホモだったのか!?どっちにしても …やっぱ俺はホモになんだな、泣ける。 「ぷはっ…んま、待って苦しっ」 俺はキスは女の子とした事あるけど…ディープキスは無かった。気持ちいいけど、待って?どうやって息したらいいかわかんねぇ! 「…可愛い。亜樹大好き。」 あっ。やばいです皆さん。俺の… …俺のチンコが起きてきたのでした。

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