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第15話

あれ? アルバートにキスをされているのは理解出来た! ちょっと、まっ、まってぇ〜っっ!! 僕はアルバートにさっきとは違うキスをされて何故か抗えなくされるがままに舌を絡め取られ頭の中が身体が蕩けてしまっていた。 それを一瞬で解く事態が起きたのだ! なんとアルバートは僕の服を全て脱がして首筋に舌を這わせている。 「やぁ〜。アル・・・バート・・。」 アルバートの1つになりたいと言う意味がこの時に理解できてそれと同時に怖くなり目に涙が溜まり出してきていた。 「ごめんアラン。泣くほどイヤなら・・・ごめん。」 「アルバート・・・・・ごめっ・・初めて・・で・・・怖い。」 「俺が焦りすぎたアラン。ゆっくりとで良いから俺を受け入れてくれないか?」 アルバートは僕の涙を指で拭うとそっと唇にキスを落として服を着せようとしている。 怖いけど・・・アルバートに触れたい。 僕はアルバートの手を掴み起き上がると今度は僕からアルバートにキスをした。 それはぎこちないキスだけれどアルバートに好きが伝わるように願いを込めた。 好きだよアルバートが大好き! 「アラン、どうなっても知らないからな煽ったからには覚悟しろよ。なるべく優しくはする。」 「うん。アルバートになら痛くされても平気だよ。」 「痛い事はしないから安心しろアラン。」 そう言うとアルバートは僕を強く抱きしめてけれど触れる唇はとても優しく僕を気遣ってくれてた。

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