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第14話

白い大きな犬が凛を咥えるのを確認し天理は紅牙の腹に思いっきり蹴りを入れ 反撃し紅牙は床へ倒れこむ それを見た犬は咥えていた凛をそっと床に置いた 「シグ……? 来てくれたの?」 凛はその大きな犬の首元を撫でる そう、この犬はシグだ 本来は大きな白い犬の姿をしている この状況に紅牙はしまったと苦虫を噛み潰したような顔になる そして紅牙の呼びかけで天理達の周りに子鬼が沢山集まってくる 「行け‼」 紅牙の合図で子鬼達が一斉に襲い掛かる それに天理とシグが応戦し次々に倒していく だが、子鬼は次から次に湧き出てきてこれではきりがない 「おい天理どうする?」 シグがこれではこちらの体力が持たないと言う 「……ならばここは私が引き受ける お前は凛を連れてここを出ろ」 「天理‼ダメだ 一緒に____」 「行けシグ‼」 「分かった」 嫌だと、天理を置いていくのに反対な凛の言葉を遮り シグも了承した 「させるか……」 しかし、ここからは逃がさないと紅牙は子鬼を更に増やす 退路を開こうと天理は錫杖で神通力を使い子鬼を蹴散らす だが______ 「天理‼」 「____っ‼」 「遅い」 天理のすぐ後ろには紅牙が迫ってきており そして血が舞い散った

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