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第11話

あの日俺は罪を犯した… 天界の重鎮である者の妻を犯した… 幼かった俺の容姿に興味を持った彼女が俺を引き取り付き人にしてくれた きっとその頃から彼女は歪んだ感情を俺に向けて居たのだろう 親のいない俺を息子のように可愛がってくれた彼女に俺も懐いていたし彼女がすることは全て正しいと思って居た それが許されない行為とも知らず… まだ成長して居ない俺の中心部を愛おしそうに食む彼女の行為は挨拶と同じだと教えられて居たしそれを彼女の穴に入れることは自分に対する主従関係の証だと教えられて居た。 穴に入れ律動することは必ずしなくてはならない行為だと…しかし他のものにはしてはならない 何も疑いもせず重ねて来た行為が繁栄を生むものだとは知らなかった しかし成長するにつれ何かがおかしいと思い始めた… ある日俺はこの行為を終わらせたいと申し出た。 彼女はとても残念そうにして居たが笑顔で了承してくれた 最後にもう一度…そう言われいつものように彼女を愛撫し激しく律動し高みに導く 中にたっぷりと注ぎ込みその場を後にした それから数ヶ月後彼女の中に命が芽生えたと教えられた しかし…彼女の旦那には種付が不可能だった… 彼女は泣きながら 「イザヤに無理矢理に犯されたのです…」 そう呟いた それを聞いた重鎮たちが怒り狂い俺を拷問にかけた 何が起こったのか分からないままいろいろな拷問を受けた。 それを彼女が歪んだ笑顔で見ていた 「私を捨てるからよ…」 拷問は多種多様で縛り上げられている俺にはどうしようもなくされるがままになる その中には性的なものも含まれていた。彼女と同じ目に合わねばならないと… 何度果てようが終わることはない拷問に精神が崩壊する 信じて居た彼女の歪んだ想いにもう誰も信じられなくなる 何を言っても信じてもらえるわけもなくただただ壊れていった 壊れ果てた俺は咎人の谷へ突き落とされることとなった 使えていた能力はほぼ剥奪された。純白の羽と金色の髪と瞳は漆黒に… 飛ぶことは問題ないが異様な姿に誰も寄り付かなかった 森の奥深くにあった古い館に住み着き日々を過ごしていた

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