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第14話

ミカが飛び去りやがて日付が変わる頃朔が自室に放り込まれた 意識が朦朧としているのかふらついている 直ぐにでも行って支えてやりたい… 朔が窓辺にやって来ていつもと同じように月を見上げた そんな朔が救われたいと願った ミカの声が届いたのだ 直ぐにでも行きたいのにこの力が発揮できるのは新月の夜だけ… それまで待つしかなかった 俺が迎えに行くまでもう少しの辛抱だ… その日まで変わらず犯され続ける朔に胸を痛めながらひたすら辛抱した

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