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城之内蓮はむかつく奴?
「あー…えっと。前に1度、止めるよう言ったんだけど、皆俺が無視しても別に良いって感じで余計喋ってくるようになって…はは。」
なっ…なんだよ!それは!
こうもイケメンだと城之内が無視しても女子はくっ付いてくるのか!てか、お前はそれを俺に自慢してんのか?くっそ!むかつくな!
「そ、そうか…ははっ凄いな…」
俺は愛想笑いをしてもう呆れて前を向いた。なんなんだよ!俺なんて誰も近付いてさえくれないんだぞ!童貞なめんなよっ!(自分で言ってて情けない。)
この日は実力を確かめる…とかゆって簡単なテストをする授業が多かった。俺はもう全くわからず、ない頭を沢山使ってどっと疲れたのだった。
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「うぅ…」
亜輝斗が横で悔しがっている。なんか、テストが上手くいかなかった…公式が思い出せなくて出来なかったり…とかなんとか。
「普段から勉強してれば、亜輝斗は良い点取れるじゃんか!残念だなっ!わははは!」
こいつ中学校の時めちゃくちゃ勉強できる奴だったのに、最近は授業中は爆睡してやがる!
「いや〜、高校に入ってから部活がハードでさ…朝も早いし、周りも上手いやつばっかだからな〜。今は勉強より部活かな。その次に彼女だから♪勉強はそのまた次?」
くっ…そぉおおお。にこにこ言いやがるっ!なんてむかつく奴なんだ!俺だって彼女くらい…。ちなみに亜輝斗は野球部だ。俺だってバスケ頑張ってるし!勉強も頑張ってんだーっ!
俺らは学校の近くのファーストフード店へ歩いて向かった。
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