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勉強会開始っ!
「ところで、勉強は何からやる?」
はっ!!俺は馬鹿か。ここに何をしに来たんだ。浮かれきって緊張しまくってお菓子食べまくって城之内と話して…、
「…あ。」
「あれ?(笑)忘れてたの?可愛い。」
「は?か、可愛い?…」
城之内…お前も亜輝斗と同じこと言うのかっ!からかいやがってぇっ!!
「あっ、ごめん!今の忘れてっ。」
俺がムッと睨んだから、パッと申し訳なさそうな顔になって謝ってきた。
俺が仲良くする奴は皆俺の事を『可愛い』とからかう。俺が女みたいな顔で肌が白くて華奢で身長が低いからって馬鹿にするんだ!(てか、からかわれる要素揃いすぎ!)
俺だって小麦色に焼けて筋肉ムキムキな高校生になって、夏にはナンパを!…くっそ!
「別にからかったくらいで怒らないしっ!」
思いっきりイラッと来たけど、我慢。やっと仲良くなれた、数少ない勉強のできる奴!仲良くしていかねば俺の学力は下がるいっぽうだからな。
「別にからかったわけじゃ…。____つい本音が。」
「ん?なぁに?聞こえなかった。」
「んぁっ、え…えっと何にしようかな?って」
そうだなぁー。折角城之内に教えてもらうんだし、ここは逃げずに…
「……じゃあ数学でお願いします。」
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