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第132話

「かあ…さ…」 フゥフゥと息が荒くなっているのがわかる。助けて… 「零真!しっかりしろ!!」 「…く…食いたい…食いたい…食いたい食いたい食いたい食いたい食いたい!!!!」 「カナメ!!」 「ったくお前は!!しっかりしろよ!!!」 「離せ!!離せ離せ離せ離せ離せー!!!俺のだ!!あいつは俺のだ!!!」 「…社くん…覚醒?何で…今更?」 「わかんねぇけど今南のものが来るから話はそれからだ!!零真!!お前はしばらく眠ってろ!!」 父さんと母さんが何か会話してるけど俺にはわからない。ただ只管に社を食いたくてたまらないのだ 「離せーーーーー!!!!!」 「っくっ…零真…」 父さんが床に膝をつく 「カナメ!?」 「社を…頼む…時間の問題だ」 「…わかった!!」 母さんの姿が変わる。その姿は人と思えないくらい禍々しく、またとても美しくもあった。 「社くん!正気に戻って!!」 「れーまー!!零真!零真!零真!」 「ごめん!社くん!」 そう言うと、母さんは社を押し倒し熱い口づけをする。 「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!俺の社に触るなぁ!!」 バチンと何かが弾け父さんを天井へ貼り付けた 「くっ…零真…」 「離せ!!社を離せ!!!!」 母さんは顔色一つ変えず社を組み敷き社を貪っていく。その姿があまりにも美しく妖艶で… 「そんな状態のお前に社は渡せない!!社は俺のだ」 母さんがそう言うと社が抵抗をやめ母さんの愛撫を受け入れ始めた。次第に甘い声が上がり自ら母さんを求め始めた 「可愛いね…社くん…」 母さんの陣は強力すぎて俺には破れない。 母さんは優しく囁やきキスをしながら 「くそっ!くそっ!!くそっ!!!社!!社!!」 俺が呼んでるのに社には届かなくて…社の目には今母さんしか映ってなくて… 「雅さんっ」 甘い声で…いつも俺を呼ぶ甘い声で母さんを呼んだ 「ん…気持ちいいね。大丈夫…大丈夫だよ…俺が側にいるから…安心して…眠って…社くん…中に…出すよ」 「んん…欲しい…欲しい…」 「ん…」 母さんがとてもエロい。すごい…こんな姿初めてみた 母さんの精液は俺と同じで注入した相手の力を封じ、浄化する効果がある。 けれど俺とは比べ物にならないくらい強い力。 母さんはこの力を使うことは殆どないから今の社の状態は母さんのでないと落ち着かすことはできないのだろう 母さんの姿を見ていたら次第に俺の中の真っ黒な感情が凪いでいく。 「社くん。大丈夫だよ…大丈夫。君の欲しい人は君を心から求めているから…大丈夫だよ…」 母さんのその一言を最後に社の体中の力が抜けた。それと同時に俺も膝を付いた。父さんが側に来て俺の肩を抱いてくれた… 「零真…大丈夫か?」 「…やっくんのとこに…行かせて…」

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