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第4話

帰宅しいつものように祭壇へ祈りを捧げる。 多少の力はこれで送り込める 「ミヤビ。待たせたな」 「…あ…」 「…あーっ!!さっきの奴」 「顔見知りだったか?」 「さっき殺されかけた…」 「直接当てないようにしたけど?」 「そういう問題じゃない」 「これがさっき言っていた奴。カナメだ」 「俺がやってもよかったんだけどねぇ。初物じゃ負担がねぇ…」 「キツネは黙ってろ」 「もう…俺はサコンだよ。さっきはごめんねぇ。まさか御当主様変わってたなんて知らなくて。榊さま亡くなっていたんだねぇ」 軽い口調のこいつは苦手だ… 「カナメ。ちゃんとお勤め果たしてきてね。お前の力量次第で俺たちの命運別れるんだから。今後儀式を出来るか否か…ね?」 「…」 黙って首肯くカナメを盗み見る 「では儀式の間へ」 「へ?ここにあるの?」 「あぁ。ここが主軸だからここの上にあるんだ」 2階の隠し扉を開けると陣の描かれた拾い部屋だった。ここに住んでいたがこの存在は知らなかった 「これより3日間ここに籠って貰う。その間に出来るだけ多くの力を注ぎ込め」 「3日!?そんなに?」 「あぁ。初めては最低でもそれくらいだ。多少の休憩は構わないが出来る限り休みなく交われ」 「えーっ!!」 「じゃあねぇ。ミヤビちゃん。カナメは体力あるし大丈夫だよ。頑張ってぇ」 ヒラヒラと手を降り去っていく主の姿に深く一礼をしていたカナメの表情は相変わらず無表情で… 扉は閉められ外鍵をかけられた。中からは開かない

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