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第6話

シンside 「ねぇシンちゃん。よかったの?初めてはカナメで」 「仕方ないだろ。俺だとあいつを確実に壊してしまうんだから…本当は俺が全部欲しいところだったけどさ」 「まぁ…シンちゃん鬼だしね」 「ん…」 「久しぶりに慰めてやろうか?」 「あぁ。じゃあいつもの場所へ」 俺は鬼だけどミヤビに好意があった…当主の息子…叶わない想い…持ってはならぬ想い… それを少しでも和らげたくてサコンをミヤビの代わりに何度も抱いていた。サコンは己の力でミヤビに化けてくれたこともあるし欲情を高めることも出来るので行為中は最高に気持ちいい だから都合がよかった。割りきれる関係であった。俺たち四人はそういう関係でうまく成り立っていた 「あぁ。シン。久しぶり」 「ケンもハクもいたのか」 「うん。新しい御当主様まだ覚醒できないからあの儀式するって聞いたから俺たちも準備しないとね」 「何百年振りかなぁ。この儀式…」 「800年かな?」 「まずはシンを慰めないとね…」 「そうだな」

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