75 / 140

第75話

「翠玉さん可愛かった…もう…はぁ…癒された」 「ただのおっさんだぞ?」 「でも…可愛かった…美人さんのギャップって…いい」 「大丈夫か?お前は…」 「でもやっぱりカナメ似てるよね?翠玉さんに。目元がそっくり。」 「あぁ。そうだろうな。他はほぼ母に似てるらしいけど力が俺たちは目に宿るみたいだし」 急にカナメに触りたくなってきゅっと手を握ると柔らかい顔で笑ってくれる 「触りたくなっちゃった?」 「ん…。」 「ミヤビの部屋に戻ったら沢山触ってやるよ…」 「うん。」 いつものように祈りを捧げ部屋に入るとカナメが抱き締めてくれる。 あったかい… 「ミヤビ…キスしていい?」 「うん…」 甘い時間を過ごす。久しぶりでドキドキした。

ともだちにシェアしよう!