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第90話

紅side 次に目覚めたら天界。私たちは清められ衣服も変わっていた 「やぁ紅。蒼。そして初めまして。桜緋」 「お前たちにはこちらに順応してもらうための儀式を行ってもらう」 「ミカミさま」 「何だ」 「私たちはもうミヤビさまの従者となることは不可能なのですか?」 「そうだな。お前たちは桜緋の従者となるのだから」 「…わかりました」 「では儀式を執り行う」 「お待ちください。桜緋はまだ幼い。それでもなさると?」 「あぁ。桜緋には部屋を用意させている。世話役も置いている。桜緋はまだ子供。儀式をせずとも清いからな。」 「良かった…」 「では行こうか」 「かあさま…」 「大丈夫だよ。待っていてね」 「はい」 私たちは神々の玩具と成り果てる。儀式と称した神々の遊び。 「あのときからお前たちをまた好きにしたいと思っていたんだ。桜緋ほどの力を持つものを産んでくれてありがとう。」 毎日桜緋には会わせてもらえるし桜緋はとても良くしてもらっていて心底安堵していた 私はいくら汚れても構わない…桜緋が笑っていられるのなら 「ねぇ。蒼」 「ん?」 「ごめんね」 「いや。お前と一緒にいられるだけで俺はいい」 「ありがと。お前がいてくれてよかった…」 そして蒼と絡み合うのだった 玩具と成り果てた私たちのことはミヤビ様は知らなくてもいい…ミヤビさまどうかお幸せに…

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