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第7話
マ、マジで!?
『俺…男と結ばれる運命なの?』
『うん♪ホントだよ~♪
妖精はウソつけないからね♪』
『あ…そう……』
そうか……
ウソつけないのか…
…そりゃそうか
妖精は心がキレイじゃなきゃ
なれないって言ってたもんな…
じゃあ俺が……男が好きってのは
ホントにホント…
あああ……
めっちゃショックなんだけど
でも…
そう言われてみたら…
ユースケ…は あんまし覚えてないけど
ハジメとマサキは…
ホントに すっごい好きだったな…
好きすぎて よく抱きついたり触ったりしてたし独り占めしたいがばっかりに
女の子に焼きもちやいちゃったりして
ドン引きされたコトもあったっけ…
うーん
今 思えば あれって
自分では気づいてなかったけど
恋愛感情だったのかなぁ…?
てコトはやっぱり…認めたくないけど
そうなのか…
『納得した?』
『…納得はしてない…けど
思い当たる節が…ない事もない……つーか…
なあ、
妖精はホントにウソつかないんだよな?』
念のため、もっかい確認。
『うん!つかないよ♪』
ノルはペカペカの笑顔で頷く。
うーん
その腹立つくらい自信満々の笑顔
ウソついてる感じじゃないな…
やっぱ、ホントなんだ…
『で?どうする?
このまま妖精になる?
それとも人間に戻りたい?』
『…………え』
きた…!
究極の選択……!
正直、このまま
妖精になんかなりたくない
けど、
後ろの処女を失わないと…
人間には戻れない
あああ…
もう…!分かんない!!
朝から色んなコトが起こりすぎて
頭がパンクしそう…!
俺、どうすりゃいいの!?
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