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第12話
「というか、アル…それ……」
「ひゃっ」
アルが焦って隠したのは言うまでもなく、中心部で。
見られただけで勃ったのか…?
「いや、なんかごめんな?トイレ行ってきな」
「お、おしっこ…じゃなくて、あの」
「一人で出来ないのか?」
アルは恥ずかしさからか涙をぽろぽろと落とし始めた。
「ほら、大丈夫。こっち来な」
俺のパンツではアルには大きすぎてすでに見えている。
「は、はい………」
アルのものは小さいながらもしっかりと主張している。
「もしかして、初めてだとか言わない、よな?」
「すみません……」
まどろっこしくなり、優しく握った。
「ひゃぁ!な、何してるんですか!?」
「いや、何って……今から抜くんだけど」
「でもっこんなの…うぅ…恥ずかしすぎますっいやぁ、なっなんかきますっ……やだ、こわいこわいぃ」
アルが一際高い声を出したのと同時に、俺の手のひらに暖かいものが吐き出された。
なかなかにはやかったから、本当に初めてだったのだろう。
「すっすみません」
そう言って焦ったようにアルは俺の手を舐め始めた。
「うわっ、そんなことしなくていいからっ。」
小さく赤く、熱い舌が手の上をすべる。
……俺まで勃ってきた
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