12 / 19

第12話

「というか、アル…それ……」 「ひゃっ」 アルが焦って隠したのは言うまでもなく、中心部で。 見られただけで勃ったのか…? 「いや、なんかごめんな?トイレ行ってきな」 「お、おしっこ…じゃなくて、あの」 「一人で出来ないのか?」 アルは恥ずかしさからか涙をぽろぽろと落とし始めた。 「ほら、大丈夫。こっち来な」 俺のパンツではアルには大きすぎてすでに見えている。 「は、はい………」 アルのものは小さいながらもしっかりと主張している。 「もしかして、初めてだとか言わない、よな?」 「すみません……」 まどろっこしくなり、優しく握った。 「ひゃぁ!な、何してるんですか!?」 「いや、何って……今から抜くんだけど」 「でもっこんなの…うぅ…恥ずかしすぎますっいやぁ、なっなんかきますっ……やだ、こわいこわいぃ」 アルが一際高い声を出したのと同時に、俺の手のひらに暖かいものが吐き出された。 なかなかにはやかったから、本当に初めてだったのだろう。 「すっすみません」 そう言って焦ったようにアルは俺の手を舐め始めた。 「うわっ、そんなことしなくていいからっ。」 小さく赤く、熱い舌が手の上をすべる。 ……俺まで勃ってきた

ともだちにシェアしよう!