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葵のピンク色の乳首を少し強めに摘まむと、葵の身体がびくんと跳ねた。
どちらかが動く度に擦れ合う下半身は、もうすでに2本ともゆるく勃ち上がっている。
葵の着ているバスローブのソコも膨らんでいて、その隙間から見える白い太ももがなんともなめまかしい。俺は誘われるように、そこをするりと撫でた。
「ンッ……アンタはいつも……優しすぎる、ってくらい優しいから……たまには好き勝手に、少しくらい乱暴抱いてもいいのにっていつも思ってた……俺、ベッドの中じゃMだし……」
「知ってるよ」
「え?知ってるなら、どうして優しくすんの……?」
「イジメるだけがSじゃないよ。葵がヨガり狂う顔を見て楽しみたいから、いっつも優しくしてるんだよ」
「はッ……?ば、ばかじゃん」
「馬鹿だよ、だって恋してるもん」
そう言って、葵の顔じゅうにキスの雨を降らした。少ししょっぱいと思って顔を離すと、葵は泣いていた。
「っ、葵……?」
逸る気持ちが、少しだけ冷静になる。
「シンジはさ……俺なんかのどこがそんなに好きなの……?今日だって先生と会って……あんなに動揺して……その上大泣きして、もうほんと馬鹿みたいにカッコワリーのに……っ」
「……!」
「アンタの気持ちはもう疑ったりしない、けど、わかんねーんだよ……なんで、なんで俺みたいな誰にでも脚開くクソビッチが好きなわけ?どこがいいの?」
ぺろ。
思わず葵の目を舐めたら、葵はびっくりした顔をした。あ、眼球舐めとか変態くさいかな。俺は好きなんだけど。
「し……シンジ?」
「誰にでもじゃないだろ。俺だから開いてくれたんだろ?葵のこの、綺麗な脚はさ」
言いながら、葵の脚を抱えて爪先にキスを落とした。
「……!」
「多分ビッチの定義間違ってるよ、葵は。こんなに俺一途なくせに、どの辺がビッチなんだよ?」
葵が俺の顔に弱いことはとうに把握してるから、一番よく見える位置まで顔を離して、笑ってやった。
「……っ自惚れ屋!!」
まあ、間違ってない。
とりあえず今葵は最高に弱ってるから、気持ちよくなってもらって更に付けこませてもらおう。
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