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続・ひつじがいっぴき。 ⑥

 新さんの腕は力強くてあたたかい。  守られているって思うととても安心する。  だけどそれだけじゃなくって、ドキドキもするんだ。  新さんにすっぽり包まれてしまうと、僕の思考はぜんぶ停止する。  あんなに拒んでいた眠気が襲ってくる......。  そうして大好きな新さんに包まれながら、いくらか時間が過ぎた。  少し眠りに入ったところで、僕の体はビクンって震えた。  だからもう夢の中なんだって思った。  ああ、まただ。  パジャマ越しから僕の体を撫でる、大きなその手――。  だけどいつの間にか裾を通って、直接肌に触れてくる。  またエッチな夢だ......。  そう思いながらも、僕は抵抗できず、じれったい感覚に身をゆだねてしまう。  指先が円を描くようにして乳首がなぞられる。  おかげで僕の乳首はツンと尖ってきた。  でもそれだけじゃ足りない。  ――下にも触れて欲しい。  いけないと思いながらも、誘惑に勝てない僕は、もぞもぞと腰を動かした。  そうしたら、一方の乳首を触っていた指は強請ったとおりに、ゆっくり下肢へと下りてきて――下着をくぐって僕自身に直接触れた。

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