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Person

時刻も10時を回りこの日の仕事は終わった。 「ご苦労様でした。 大体こんな感じで行っていきます。 貴方が一人前になる間は貴方と私、二人でやっていきます。」 「はい……」 今日は沢山の人に出会った。 人が苦手な颯真は正直故人とは言え面倒だと思った。 それに……… 「さてさて、こんな時間ではありますがご飯にしましょうか。」 「はぁ……」 「……どうかなさいました?」 「いえ、なんか皆幸せだったって満足そうだったから……」 皆人生は違えど最後は笑顔だった。 幸せだったと言えるような人生で自分とは正反対だ。 ああ言うのを見てると自分が虚しくなる。 「……言っておきますが皆ああではありませんよ。 今日はだけで色んな方々がいますからね。」 「僕みたいな?」 「そうですね。 中にはもっと厄介な方もいます。 そう言うのはね、一筋縄ではいかないんですよ。 それとあまり一喜一憂していたら心が持たないです。 まぁそれはいずれ君も経験することでしょう。」 そう浅倉は苦笑いを浮かべた。 「さあさあ、話はこれくらいにして食べましょう。」 浅倉はいつの間に買って来たのか。 弁当二つをテーブルに並べた。 「頂きます。」 二人は遅めの夕飯を食べた。

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