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Shocking ー4ー

この人は一体何がしたいんだろう? 優しい顔をして本当は何か企んでるのか…… 今までの経験から段々疑いの目で見てくるようになる ちらっと彼を見てみると彼も此方を見て目が合って慌てて逸らした 「颯真君、俺のこと怪しいなんて思ってるでしょ?」 「え?いや………」 「ははっ、いいよ別に なんかね、君のこと放っておけなくて…… 放って置いたら消えてしまいそうで怖かったから…… ごめんね、馴れ馴れしくて迷惑だよね でも、本当に他意は無いから………」 そう優しい笑顔を向けられ思わず目を背けてしまった あまりにも眩しかったから……… それから特に会話をすることもなく歩いていると ふと建物の窓から身を乗り出している人を見つける えっ?と思ったのも束の間でその人物が そこから飛び降りた ビックリして立ち止まると笠原がどうしたの?と顔を覗き込んでくる 颯真はあそこと、指を差し彼はその先を見つめる 「?何も無いけど……… 何かあるの?」 「え?」 しかし彼は飛び降りたその人が見えないようだった まさか見間違いかと思い走ってその場へ行くと 確かに地面に倒れていたが なんとその人は目の前でスッと消えたのだ

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