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Co-worker

そして翌日のお昼浅倉が訪ねてきた いつもスーツを着ているが今日はラフな格好で何となく新鮮だ 「こんにちは お昼は食べられました?」 「いえ、まだです………」 「丁度良かった 一緒に外で食べようと思ってたんです では行きましょうか」 浅倉に促され外にでる 誰かとこうしてどこかに行くってほとんど無かったから どう振る舞えばいいのかわからない 「そうそう、昨日話してた合わせたい方々なのですがね 彼らは我々と同じ天使です」 天使……と言うことは同僚と言うことか 「皆さん少々キャラが強いですがいい方たちばかりなので安心してください 仕事についても色々質問なさってみてください」 「はぁ………」 色々と質問って言っても浅倉を見てれば 大体分かるので今更特に質問なんて無いのだが 浅倉の後に着いていくと一人がこちらに手を振っている 近くまで行ってみると男性が二人と女性が一人いる 「お待たせしました」 「その子があんたの言ってた颯真君? 可愛い子じゃない」 ロングヘアーで豊満な綺麗なお姉さんが 手を後ろで組んで少し前屈みになって颯真を見る 「どうも、時川颯真です よろしく、お願いします………」 注目される中下を向いて挨拶をする こうやって注目されるのは苦手だ すると他の三人がそれぞれ挨拶をする 「私は片桐恭子(かたぎりきょうこ) 恭子でいいわよ」 彼女はスタイルが良くてセクシーな人だ だけどちょっと苦手なタイプ 「私の名前は如月幸親(きさらぎゆきちか)だ 宜しくな颯真君」 綺麗な顔で微笑むイケメン 物腰柔らかで落ち着いた雰囲気の接しやすそうな感じの人 最後の一人は颯真と同じくらいの歳だろうか ふわふわして可愛い感じの青年 「僕は古賀蓮(こがれん) 君は可愛いね」 そう言うと彼はいきなり颯真の唇にキスをした 「______っ!!」

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