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Co-worker ー5ー
浅倉の教育係を務めたと言う如月は古賀も教育していたのだと言う
片桐とは詳しいことはよく分からないが
街で霊絡みで偶然出合ったそうだ
「それにしても直孝が教育係か………
昔のお前じゃ想像つかないな」
如月が昔の浅倉を思い出し笑う
「昔の浅倉ってどんな感じだったの?
すっごい気になるぅ」
飲みまくって明らかに関わってはまずいような
状態の片桐が興味津々に聞く
「それは………」
「止めてください如月さん
私の過去なんて聞いても面白くないですから」
あの浅倉が冷や汗をかいている
相当聞かれたくない様子だ
しかしいつも飄々としている彼が焦る様子は
ちょっと新鮮だ
それから暫くして颯真はトイレに立った
「はぁ………」
一気に3人の人と会って疲れた
バイトも疲れるけどそっちは淡々と
作業してるだけだからこっちの方が気を使うから疲れる
まぁ悪い人たちじゃないんだけど………
「大丈夫?」
「………!?
あ、えっと、古賀さん?」
トイレに入ってきた古賀が後ろから颯真に話しかけてきた
「蓮でいいよ
僕も君のこと颯真って呼ぶし」
「はぁ………」
彼は初対面なのにいきなりキスをしてきたから
またキスされるんじゃないかと警戒して
少しだけ後ずさりする
食事中はあまり話さなかったがずっとこっちを見てきていたため
なんだかあまり二人きりにはなりたくないと思ってしまう
それでもじりじりと近寄ってくる蓮
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