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第164話
「そんな家庭の事情もあってか女は苦手だったが、思春期の頃には性にも興味出てきて、女としようと思ったが、いざベットでしようとした時の女の喘ぎが母親の喘ぎと重なってダメだった。それでも2~3回試みたがやはり萎える。あんまり言いたく無いが、悩んでいた時に男とも出来ると知り、やってみたら出来た。女の大袈裟で嘘の喘ぎより男の方の体は正直で解り易い男が好きっていうより単に女がダメだからだ。悪いがスポーツ感覚の性処理だった。だからって誰でも良いって訳じゃなく、後腐れ無く割り切った相手が条件だ泥沼になるのも面倒だからな。こんな話を聞いて嫌いになったか?」
ううんと首を横に振り、俺の話を黙って聞いているがいい気分では無いだろう。
「それもミキと出会うまでだ。ミキと出会ってからは、俺は本当に生まれ変わったようだと自分でも思う」
「伊織さん……」
「ミキは間違えてる。俺の幸せを考えるならミキがいないとダメだ。俺は一生、人を愛する事は出来ないんだと思ってたしそれでも良いと思っていた。ミキと出会うまでは……。こんなに人を愛せるとは自分でも思わなかった、それを教えてくれたのはミキだ。ミキと一緒に居るのが俺の幸せだ」
また、涙をポロポロ流し
「ごめんなさい。辛い話をさせて。俺…伊織さんの幸せを1番に考え無いと思って。それなのに1番伊織さんにしてはいけない事したんだ…ごめんなさい。グスングスン…俺も別れたく無い。側に居たい。グスングスン…離さないで」
ギュッと抱きつきワンワン泣くミキの頭を撫でる。
危なく、この腕の中に抱きしめる事が出来なくなる所だった、ミキの居ない世界は考えられ無い。
愛しい存在だ。
ミキが泣き止むまで暫く抱きしめたまま俺も幸せを実感していた。
「もう、泣き止んだか?俺にはミキだけだ。俺の幸せを考えるなら、もう別れるとか言うな。凄えショックだった。ミキが俺の前から居なくなると思うと頭が真っ白になって心臓が止まるかと思った。何度も言うが俺はお前と一緒に居る事が幸せなんだ。解ったか?」
「……はい。俺も伊織さんの側に居る事が幸せです」
「今回は俺にも少しは非があるが、ミキが俺に聞かない事と俺の事信じていなかった事が原因だな。ミキ、俺は頼りになら無いか?信じられないか?」
「そんな事無い!違う、伊織さんを信じてたるし、愛されてるのも解ってる。でも、伊織さんの幸せを1番に考えただけ…」
「ありがとう。ミキは自分の幸せより俺の幸せを考える奴なのは解ってる。そんなミキだから好きで愛してる……がお仕置きが必要だな」
「ええぇ!何でそうなるの?」
「はあ!俺の愛を信じられず別れ話したのは誰だ。俺はすげぇ傷ついた。ミキに俺がどんだけ愛してるか体に解らせる。もう、2度と別れ話しないようにお仕置きする。決定事項だ!」
上目遣いで俺を見てくる姿が可愛いが惑わされない。
「ダメだ、そんな可愛い顔しても。ベットに行くぞ」
無理矢理お姫様抱きしベットに運ぶ。
その間も俺の耳元で「伊織さん、お願い」「信じてるから今回は、許してぇ」「優しい伊織さんが好きなの」懇願するが俺には煽ってるようにしか聞こえない。
これからどんなお仕置きしようか考えるだけで既に俺のモノは熱くなって窮屈になる。
ベットに下ろし服を脱がせながら自分も服を脱ぎ
「ミキは煽り上手だな。もう、俺のモノはこんなんだ」
臍に付く勢いで天を仰ぐモノを2~3回扱き見せ付ける
「すご…もう大き…」
ミキの一言一言がモノに直結しピクッと反応する。
「さて、これは後でだ。今回はお仕置きだからな。前は小さなロ-タ-だったな?ミキも気に入ってたが…」
どんな事されるか青ざめてる顔も綺麗だ。
真っ裸な姿でクロ-ゼットの奥から、前に買って置いて使う時は無いだろうと思っていた物と媚薬入りロ-ションを取り出して、ミキの元に戻る。
「な、な、何ですか、それ?」
箱から取り出して見せる。
「ん、世間一般では大人の玩具って言われているが男型のバイブだ。結構、グロテスクだろ?」くっくっく
「○△□○△□」
青ざめた顔で言葉が出ず、口をパクパクしていた。
さて、お仕置きするか。
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