165 / 858

第165話 R18

「…伊織さん、そんなの這入らないよぉ。無理。怖いね、止めようぉ、お願い」 「ミキ、俺は別れ話しされて凄く傷付いたんだぞ」 「それは……」 「いきなりは挿れないから安心しろ。それより今日、まだキスもしてないんだぞ」 頬に手を当て、ミキがここに居る事を確かめる様に軽めのキスをする。 軽いキスだがミキを失わなかった事にホッとすると共に、失うかも知れなかった事にゾッとし手が震えた。 もっと確かめたいと深く唇を合わせ、咥内に舌を入れ絡ませ歯列も舌でなぞる様に舐め上げ、また舌を絡めて上唇をはむして、唇を離すとやっと心からホッと出来た。 ギュッと抱きしめ知らず心の声が口から出た。 「失わなくって、本当に良かったぁ」 ギュッと抱きしめ返され 「はぁはぁ…もう…何があっても離れない。…側に居る」 ミキの言葉に目頭が熱くなる。 もう一度濃厚なキスをし、耳の裏から首筋に掛け舌を這わせ、ツンと勃ってる乳首に辿り着く。 「可愛いな。舐めて.触ってって待ってる」 乳首をピンッと指先で弾く。 「ひゃっ、や…」 乳首を舌でザラリと舐め片手で捏ねる。 チュ-.チュ-吸いペロペロ舐め、指でクリクリ回し捏ねる。 「ああ…んぁ…いい…吸って舐めて…あん」 気持ち良さそうに喘ぐミキの姿に、もっと感じさせてやりたいとチュ-.チュ-吸い、赤く膨らむ乳首を舌で転がし甘噛みする。 「や…あぅん…はぅ…あん…」 名残り惜しいが乳首から唇を離し、胸元から臍周りに舌でなぞり脇腹を指先で触るか触らないか位でなぞる 「あっ…んん…ひっ…はぁん…」 ミキのモノに舌でベロリと舐め上げ、ペロペロ舐め鬼頭.先っぽとチロチロ舐める。 「あん…だめ…感じるぅ…あん…あ」 わざと咥内には入れず、ミキの腰を持ち上げ後孔を指先で軽くタッチする。 「ヒクヒクしてる。どうして欲しい?」 「あぁ…や…おねが…舐めてペロペロしてぇ…」 ペロペロしてって可愛い言い草に、ドクンッと俺のモノが反応する。 解り易い俺のモノに苦笑し、まだ出番じゃないと言い聞かせる。 「可愛い姫の言うことだからな。ペロペロしてやるよ」 グイっと尻たぶを開き舐め易い様にし、顔を埋め舌先を出しペロペロ……舐め始めた。 「や…ペロペロ…あん…ふぅん…んん」 「ご要望通りにペロペロしてるが…足りなりか?じゃあ、これでどうだ?」 ペロペロからベロベロ…ベロンベロン…激しく舐め回す。 「あぁ…いい…あん…もっと…奥…いい」 柔らかくなってきた後孔を確認し、手に媚薬入り紫ラベルのロ-ションを垂らす。 「随分、柔らかくなってきた。奥に欲しいか?今、指入れて良い所を擦ってやるから」 いつもよりゆっくりと入れ、中の壁にたっぷり付けたロ-ションを擦り付け奥へ奥へと進める。 「あっ、入ってくるぅ…あん…いあ」 「はあ…中がキユ-キュ-に締まってる。挿れたら気持ち良さそうだ…はあ…んん…いいか?」 奥を擦りしこりを摩り壁にロ-ションを擦り付ける。 2本から3本に増やし、しこりを擦りながら指の出し入れを激しくするとミキの腰も揺れる。 グヂュグヂュ…ヌチャヌチャ…グヂュ…… 「ああ…そこ…むず痒い…もっと擦って…やあ…もっと…ああん…」 隠避な音とミキの喘ぎ声が響く寝室。 媚薬が効いてきたのか?いつもより淫れ喘ぐミキ。 挿れたいのをグッと堪えて、男型のバイブを取り出す 「ミキ、奥に欲しいか?」 何を言ってるか解って無いとは思うが、一応了承は得ておこうと聞いてみる。 「や…伊織…もう…欲しい…奥…ムズムズするあん…はやく…奥」 「解った。挿れてやるが逝くなよ」 ミキのモノの根元を指で、ギュッと逝かないように握り締める。 バイブをズブズブ…ズリズリ…ズブズブ…… 「いやあぁ…大きい…や…あん…何で…あぅ」 「奥に欲しかったんだろ?ご要望に応えてやったが」 全部入れ、バイブに馴染ませる為に少し前後に振る。 「ぁああ、や…当たってるぅ…もっと…擦ってぇ…ああ…」 弱にスイッチを入れブ-ン…と微かに聞こえる。 「やあああ…中で動いてるぅ…ああん…奥あたるぅ…ひゃあ…あん…」 「まだ、弱だぞ。これからだ、もう少しイケるか?」 様子を見て大丈夫そうだと弱から中に変える。 「ひゃあ…ひいっ…だめ…奥…や…ああ…あん…はあん…んん…そこ…だめぇ…あん…いい…あぁ…」 淫れ目元に涙を溜め艶が出て、色っぽいさが増す。 揺れる腰で妖艶な媚態と色っぽい喘ぎ見てるだけで堪らない。 絶対に無いがもし別れたらミキは魅力的だ、直ぐに相手は見つかる、そいつがこの色っぽい姿を見るのかと思うと居もしない相手にヤキモチを妬き、意地悪くミキに話す。 「ロ-タ-も気に入ってたが、これも気に入ったか?少し妬けるな。俺のでかいモノより良いのか?…ん」 惚けた色っぽい顔で首を横に振り、違う.違うと意思表示するのが精一杯らしい。 グヂュグヂュ…ヌチャヌチャ…ブ-ンとする音。 ミキの前髪を掻き上げ額にキスを落とす。 俺と出会う前は言っても仕方無いが……。 俺がミキの最後の男になる。 この妖艶さと色っぽい姿を見るのは未来永劫、俺だけだ。 誰にも見せたく無いし見せるものか。 後孔はバイブに任せ、自分勝手な少しの嫉妬で唇を奪うように乱暴に深いキスをする。

ともだちにシェアしよう!