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第182話 R18

挿れたいのは俺も同じだが、明日のミキの負担を考えると 「はぁはぁ……ダメだ。はぁはぁ…明日、辛いのはミキなんだ」 腰を振り諭す様に話す。 ズボッズボッ…ヌチャヌチャ… 「やああ…おねがい…はぁはぁ…逝け無い…辛くても良い…から…おねが…欲しい…はぁはぁ」 背後に居る俺を振り向き妖艶に強請る姿に、理性はブチ切れた。 「……ミキ。強請ったのはお前だからな。忘れるな。明日、文句は聞かないからな。一気に挿れるぞ」 頭を上下に振り解ったと意思表示するのを確認して一気に挿れた。 ズブッズブ…ズブズブッ…ズウン 「ぎゃああ…ああ…ひぃ…はぁはぁはぁ」 「はあ、うぅ…トロトロなのに、キュ-キュ-に締め付けてくる。あんまり時間掛けると明日に響く。ガンガンにいくからついて来いよ」 腰を揺らし中を突き上げ背後から腰を持ち直し、ミキのしこり目掛け腰を振り続ける。 「ああぁ…そこ…だめぇ…あん…いい…もっと…激しく…あん…あぁ…おおき…あん」 「だめって言ったりもっとって言ったり、忙しいなぁどっちにしても腰は止まんねぇけど」 グヂュグヂュ…ズブズブ…グヂャグヂュ… パンパン…ガツガツ…ズンズン…パンパン 激しく鳴るイヤラシイ音。 ミキの艶のある喘ぎ声。 響く浴室。 ミキのしなる背中と突き出す尻。 「ひやあ…もう…もう…逝くぅ…いくぅ…うっ」 「うう…締まる…気持ちいぃ…うぐっ…くっ」 ほぼ同時に逝った。 ミキの背中にキスを落とし 「はぁはぁ…大丈夫か?…はぁはぁ」 コクコクと頭を振る。 ミキの中から俺のモノを抜く。 ズッズッズズ…ズボッ… 「ひやあッ…んん…」 「抜くのにも感じるんだな。本当、敏感だ。ほら、中、洗うからな」 洗ってる最中にも感じて小さく喘ぐが……流石に怒られると、成る可く速やかに掻き出す。 動かないでいるミキを抱き上げ、風呂に入って背後から抱きしめる。 「ミキ…愛してる」 「うん。俺も愛してる」 肩にお湯を掛けて、ミキの背中に有る数個のキスマ-クをなぞり微笑む、俺の者だと。 「ん、何?」 「何でも無い。少しは楽になったか?」 「もう、疲れたぁ…動けない」 「後は寝るだけだ。寝室まで運ぶから安心しろ」 「ん…お願い」 後頭部を俺の胸に預けて甘える姿が可愛い。 それから、着替えさせた時にもミキの胸から内腿まで無数のキスマ-クを見て満足し、ミキはボ-として気付かない。 髪を乾かし、寝室にお姫様抱きで運びベットに横たえる。 俺も横になりミキの髪を撫で 「疲れただろう。もう、寝たほうがいい」 「うん。伊織さん、ありがとう。おやすみなさい」 「おやすみ」 額に唇を落とすと、俺の胸に顔を埋めた。 今日は抱き着いて寝る様だ。 俺も抱きしめミキがいる事を実感し、昨日の寂しさが薄れていった。

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