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第196話
俺の顔をジッと見詰め、ガ-タ-ベルトに手を掛け
パチンっと音をさせ外し、ガ-タ-ベルト毎スルスルっとストッキングの片方をその場に脱ぎ捨て片足を降ろし、もう片足をソファに乗せ同じ動作を繰り返す。
外は寒いが、部屋の中の温度は熱気を帯びてる様に感じ、俺はス-ツを脱ぎネクタイを外し、ソファの背に掛けて、ミキの妖艶な姿をジッと視姦する。
次はどうする?
ドキドキとワクワクで、早る高鳴りを感じる。
もう片方も脱ぎ捨て足を降ろし
「…ストッキングは脱ぎました。次はどうするんでしたか?」
流し目で、俺を見て微笑み尋ねる。
ゴクっと唾をまた飲み込み
「次は、下着を脱いで貰おうか」
「ふう…」
1つ息を吐き、目を閉じ両手でスカ-トの中に手を入れ、下着に指を掛けた状態で目を開けて、さっきの妖艶な姿とは別に今度は、恥ずかしのか?頬を染め、俺を1度見てからゆっくりと下着を下ろし始めた。
下着が足首まで下りると、屈んで下着を脱ぎ取り手で持ち
「これで満足?」
手にした下着は、女物のレ-スがあしらわれていた。
恥ずかしがっていたのは、女物の下着を履いていたがバレるのが嫌だったんだと納得し、色んな顔を見せるミキに、俺のモノはさっきからピクピクと反応しっぱなしで、窮屈だと解放してくれとスラックスを押し上げている。
そんな俺の状況も、ミキにも見えているだろう。
俺はYシャツの袖口のボタンを外し、胸元のボタンもゆっくり外すし、ベルトもカチャカチャと外し、腰を少し浮かしファ-スナ-をジッジジ-と下ろし、Yシャツの裾を出した状態で、熱い視線でミキを見詰めた。
ミキも俺の動作を、ジッと見詰めていた。
俺は動かず、その状態でソファに座ったまま
「今度は、ドレスを脱いで貰おうか」
「えっ」
終わりじゃ無いの?って顔をするが
「まだ、足りない。もっと誘って俺を欲しがれ」
俺を見詰め覚悟を決め、俺に背を向けドレスの後ろのファ-スナ-を慣れない仕草で時間を掛け下ろす。
その慣れない事で時間が掛かり、それがより一層焦らされてる様な.誘われている様な感じがして堪らなかった。
ピクピク反応しっぱなしでトランクスを持ち上げてる俺のモノは、下着の中では我慢汁も垂れているのを上から手で撫で抑える。
くぅ~ 我慢だ、忍耐だ。
こんな機会はそうそう無い。
楽しまなきゃなと言い聞かせる。
ファ-スナ-を下ろすと、色白の背中が少し見え隠れするのが色っぽい。
片方の肩からスルリとドレスが落ち、胸元を手で押さえ、もう片方の肩からもスルリと落ち、細い肩が露わになった。
その状態で動かない。
「手を外さないと、脱げないだろ?」
「……でも」
「ん…俺が欲しく無いのか?もう、俺のはこんななのに…」
俺の言葉に顔だけ向け、目を大きく見開く。
俺は下着の中から自分のモノを取り出し、ミキを視姦しながら、軽く扱き手を離した。
俺のモノは赤黒くした中に血管が浮き出て、隆々と天を仰いでいた。
「伊織さん…すご…」
その一言に、また大きくなる。
ミキも、この如何わしい世界と熱気に唇が乾くのか?唇の表面を舌で舐める仕草を見せ無自覚だとは思うが男を誘う仕草を見せた。
ふぅ…やべぇな。
本人は出来ないと思ってるが無自覚に男を誘う、そして、どうされたら男が喜ぶか本能で察してる、これは天性のものだな。
自分でさせときながらこんな姿を見せられて、これからは絶対に目が離せないと、これまで何度も思った事を改めて思った。
ただでさえ、一目見ただけで心が奪われるのに、万が一にも、こんな事されたらどんな男も簡単に落ちる。
悩みのタネが増えたのか?
「伊織さん…もう…欲しい…だめ?」
可愛いくお強請りされるが、まだ無理だとか出来無いとは言って無い。
ここまで来たら、最後まで見たい。
「もう少し。出来るだろ?」
「…………」
俺の言葉に、無言で胸元を抑えていた手を外す。
スルスルスル……
赤いワンピ-スドレスが落ち白い肌が現れ、ピンクのショ-ツと対のレ-ス使いのピンクのブラジャ-1枚になる
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