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第246話 R18

ガラガラガラ…… 露天風呂の側にミキを下ろし部屋に戻り、浴衣とバスタオルを持ってくる。 「さて、ゆっくり露天風呂入ろう」 パッパッと脱ぎ捨て、露天風呂に入って行く。 「おい、ミキ。何してる?早く入れ、冷えるぞ」 あの俺の勢いなら直ぐにでも脱がせて、がっつくだろうと思っていたのか?困惑した顔をしてるが、後ろを向きゆっくり脱ぎ出した。 白い肌が露わになり細い腰.小さな尻.長い手足と理想的な後ろ姿をジッと、知らず知らず視姦していた。 ミキが振り返った事でハッとし、顔を上に向け誤魔化すように 「ミキ、満月だ。綺麗な月だ」 バシャ…ちゃぽん……… ミキが露天風呂に入ってきたのが、湯の音と気配で解った。 隣に移動してきて月を眺めて 「本当ですね。黄色い月の光と雪景色で、本当に風情がありますね」 「そうだな」 2人で月を暫く見上げていた。 「ミキ?何ヶ所も周ったから疲れないか?」 「大丈夫です。楽しかったし知らない事とか色々勉強にもなりました。時間過ぎるのが早い位です」 「そうか、連れて来た甲斐があった。俺はミキと居られれば、それだけでいい」 「伊織さん、それは俺もです」 少しだけ開いていた空間を縮めるように、ミキに近づく。 「ミキ」 顔を近づけキスを仕掛ける。 何も言わず受け止め、濃厚なキスに変わる。 唇から耳の中.裏と舌で舐め、首筋.鎖骨と唇を落とし吸い付く。 ミキの脇に手を入れ、露天風呂の岩場に座らせ足だけ入ってる状態にし、俺も立ち上がり旅行前に付けた首筋.胸元とキスマ-クを指先でなぞる。 「寒く無いか?キスマ-ク薄くなってるな」 薄くなっているキスマ-クと、今付けた数個の赤い鬱血したキスマ-クに、心が満たされる。 「伊織さんが、いつも付けるから俺の体にはキスマ-クが無くなる事ありませんよ。でも、1人でお風呂入った時とか鏡で見ると安心します。愛されてるって」 「これからも無くなる事は無い。黙って、俺に愛されてろ」 愛撫を再開し、胸元と乳首に吸い付く。 「あっ、んん…あぁん…」 片方の指で乳首をクリクリと転がし、片方の乳首を吸って舐め軽く齧る。 「あぁ…いっ…ふぁ…いい…もっと…あん…あぁ」 俺の頭を抱え喘ぐミキの脇腹や臍に手を滑らせ何度も摩ると、もうどこを触っても敏感に反応する。 「あぁ…ん~ん…はぁん…んふ~…いい…ちく…び…あん…きもち…い…いい」 両手を後ろにつき胸を突き出し色っぽい喘ぐ姿に、俺のモノは硬さを増していく。 弄っていた乳首から手と唇を離し、下へ下へと舌で愛撫し、ミキの立ち上がってるモノに辿り着く。 「感じたか?勃ち上がってるな?どうされたい?」 俺の目の前のミキのモノを扱きながら、下から見上げて話す。 「あん…いい…ああ…」 「答えになって無い。どうされたい?」 扱いていた手を止め、もう1度聞く。 上から俺の頬に手を添え、そして俺の唇を白く細い指先でなぞり 「伊織の、このセクシ-な口でお願い。もう、我慢出来ない。お願い」 欲情し、色っぽい目線で言われ、俺の方が我慢できなくなる。 「解った。素直に感じて、逝きたかったからいつでも逝け」 ミキのモノに手を添え唇を近づけチュッと、鬼頭にキスし舌を出し裏筋を下から舐め上げる。 「はぁん…ああ…伊織」 唇を離し「何?」上を見上げると、そこには月の光に照らされ潤んだ瞳.半開きで赤く色づく唇.上気した顔で俺を見下ろし、フェロモンだだ漏れのミキの姿があった。 思わず「綺麗だ」無意識に呟き、ミキの色香にゴクッと生唾を飲み込む。

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