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第267話 R18
暫く、自分の暗い考えに没頭してたようだ。
「伊織さん?」
今、考えても仕方ない事だと頭を振り、気持ちを切り替えて話す。
「悪い。ミキの可愛さに我を忘れた」
「んもう、いつもそんな事ばかり言って~」
額をくっつけて目を見詰め
「可愛いミキからのお誘いだ。ベット行くか?」
俺の言葉に頬を染め伏し目がちに話す。
「伊織さん。淫乱だとか.はしたないとか思わないでね。今日は伊織さんが欲しくて欲しくて……」
「はしたないとは思わない、返って嬉しいし俺に対して淫乱になるのは、大歓迎だ。間違っても他の奴には、するなよな」
「全ての俺を見せられるのは、伊織さんだけです」
「はあ~。凄え~殺し文句だ。俺を喜ばせた事を後悔するなよ。俄然、やる気モ-ド全開だ」
クスクスクス……可愛く笑いが漏れる。
「程々で、お願いしますね」
「善処する」
顔を見合わせ笑いが漏れ、さっきまで暗い気持ちに囚われていた心が、癒され払拭され軽くなるのが解る。
やはりミキは良い。
ミキをお姫様抱きで、寝室のベットに運び横たわらせ覆い被さり顔を見て
「ミキ、側に居てくれてありがとうな」
色んな想いが溢れ、自然に言葉が出た。
「俺の方こそお礼を言いたいです。いつもありがとう伊織さん。もう、ウザくなって離れろって言っても、スッポンのように離れませんからね。俺から逃げられ無いと覚悟して下さいね」
クスクスクス……
「それこそ、俺の思うツボだ」
くっくっくっくっ……
「伊織さん、キスして」
可愛いお強請りに目尻が下がる。
「仰せの通りに……お姫様」
微笑み額.両頬.鼻のてっぺん.顎と次々と唇を落とし、最後に唇の表面を舐めてやる。
「くすぐったい。ちゃんとキスして」
「お強請り上手の姫様だ。ほら、舌出せ」
素直に舌を出すその舌を舐め絡めて、ミキの咥内に2人の絡めた舌を入れ吸いクチュクチュクチュ…音を立たせ深いキスをする。
「明日から仕事だ。俺は良いが、ミキが辛い思いをするから今日は、1回だけな」
耳元で囁き耳の裏から首筋に掛けて舌を這わす。
「ん~ん、んん…伊織さん…だいすき…い」
あれ程、俺を喜ばせて後悔するなよって言ったのに……馬鹿だな、でも素直なミキが可愛くて仕方無い。
「煽ると後悔するって言ったのにな。動ける位には、手加減してやるつもりだ」
首筋から鎖骨.肩に舌を這わし、手で脇腹.臍.胸へとイヤラしい手つきで触っていく。
「あっ…ん…あぁ…煽って…ない…んふ」
胸と腹に舌を這わせ吸い付き数個のキスマ-クを残し、指先でなぞりそれを見て満足する。
「ミキの好きな乳首は、どうして欲しい?」
乳首の周りを指先と舌で触り焦らす。
「や…ちゃんと触って.舐めて…あん…吸って…欲しい…お願い…焦らさな…」
「どこを?言わないと解らん」
「や…意地悪…おね…ちく…び…あぁ…触って弄って…」
「良く言えました。それでは、可愛いお姫様の願いを叶えて差し上げましょう」
未だか.まだかと待ち侘びてツンと立った乳首をひと舐めし指先でクリクリ……と捏ね潰したり引っ張ったりと弄くり、口に含んでペロペロ…チュ-ッ…ペロペロ舐めたり吸ったりした。
俺の頭を胸に押し付けて感度良く喘ぐ。
「はあぁ…あぁん…もち良い…あぁ…いい…」
気持ち良さそうな声に煽られる。
唇で挟み甘噛みし指先でクリクリ…捏ね、片手は太腿をさわさわと触り尻たぶを揉む。
「んあぁ…もっと…んん…触って…あぁ…いい…の…あぁん…いい」
はあ~、堪らん。
気持ち良さそうな顔で色っぽく喘ぐ姿は、妖艶そのものだ。
その媚態に俺のモノは、さっき出したばかりだって言うのに、腹につく程に反そり返り血管が浮き上がり完勃ちしていた。
「フッ。全く、正直だ」
小さく呟き、苦笑いした。
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