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第296話 R18
「いやああ…いくぅ…うっ…んくぅ」
ミキが逝っても、今日の俺は何とか踏み止まり
「ふう、ヤバかった。逝くかと思った」
ミキの腰を引き寄せ、足を抱え直し腰を持ち、パンパン…ガツガツ…パンパン……攻め続けた。
「やぁ…もう…だめ…伊織…おね…逝ってぇ」
「まだだ。まだ逝かない。ミキの中に、いつまでも居たい」
グヂュグヂュ…スブッスブッスブ…グヂュグヂュ……
パンパンパン…ガッガッガッ…パンパンパン…
「や、そんなにしたら…だめ…んん…あん…」
「くぅ…締めるな…まだ、逝きたく無い…んくぅ」
何度めかの寸止めで、俺も快感を通り越し辛かったが、もっともっとミキを感じさせ、俺に溺れさせたかった。
パンパンパン…ガツガツ…パンパンパン…
ミキの最奥に叩きつけるように穿ち、腰をこれでもか?って言うくらい振り続けた。
「ひゃああ…伊織…逝ってぇ…も…つらい…ぁあん…逝ってぇ…もう…あん…」
ミキをまた逝かせる為に、ミキのモノに手で扱き出し後孔は俺のモノが激しく出し入れし、とてもエロティックだ。
シコシコ…シュッシュッ…パンパンパン…パンパン…
「やあああ……前も後ろも…だめ…だめ…また…逝くぅ…うう…うっくぅ」
我慢していた俺も今度は耐え切れず、ミキが逝くと同時に白濁を中に叩き付けた。
「くう…だめだ…まだ…うう…絡みつく…うう…んくぅっ…うっ」
脱力し、ミキに覆い被さる。
「はぁはぁはぁ……はぁはぁミキ」
「…………」
返事が無い、飛んだか?
顔を覗き込むと目を瞑り意識を無くしていた。
「激しかったからな、無理もないか」
自分でも激しいと解るくらいミキを攻めた。
既に、浴室で2回.ベットで2回ミキは逝っている。
俺は今日はミキを感じさせて、攻める事を優先にしていた。
逝きそうになっても何とか耐え、攻めて攻めまくった
意識の無いミキに語り掛ける。
「悪いな。ミキに八つ当たりはするつもりは無いが、ミキが誰の者か体に叩き込んだ」
冷静に話しを聞いていたつもりだが、やはり心の奥底では不安と嫉妬があったんだろう。
そんな自分に失笑して、浴室に向かう。
「おはよ」
「おはようございます」
チュッ。
「体は、大丈夫か?」
少し体を動かし「大丈夫かな?」起き上がると
「痛っ、腰が…あぅ…ダメ」
やはりな、昨日は激しく攻めたからな。
「無理するな。朝飯は俺が作るから休んでろ」
「ごめんなさい」
「半分は、俺の所為でもあるからな」
服を着て寝室を出て、キッチンでパンを焼きコ-ヒ-を入れ終わりだ。
「出来たぞ。ほら、首に掴まれ。連れてってやるから」
ミキを横抱きにし席に着き、パンとコ-ヒ-だけの朝食は直ぐに食べ終わる。
片付けて、リビングに移動しラグに座らせ背後から抱きしめ、肩に顎を乗せ耳元で囁く。
「今日は、ゆっくりしよう」
「はい、どっちにしろ動けませんから」
「その方が、ずっとこうして居られる」
「さては……それが狙いじゃ無いですよね?」
「まさかだろ?俺の愛の深さがセックスにも出た」
「伊織さんの愛の深さは、身を持って知ってますから今更ですよ」
クスクスクス……
「そうか、まだまだ足りないんじゃ無いのか?」
「これ以上は、無理です」
真剣に断るミキが可笑しく笑えた。
くっくっくっくっ……
「また~、揶揄いましたね~」
イチャイチャが止まらない。
その日は昼寝をしたり、ミキはアクセサリ-の本や小物雑誌を見て過ごし、俺は新聞を読んだりミキを可愛がったりと好きな事をして過ごすが、2人共、片時も離れないでいた。
夕飯は、ミキが作った鳥鍋を美味しそうに食べ話す。
「まだ寒いから、やっぱり鍋だね」
「そうだな」
「次は、何鍋が良いかな?」
「端から制覇していくつもりか?」
「それ良い~」
ミキとの会話は、鍋と一緒で心も温かくなる。
それからテレビを見て、お笑い番組で笑いゆっくり過ごし、時間を見て
「ミキ、そろそろ送るか?」
「はい。いつもすみません」
「ミキを送るのも俺の楽しみだ。束の間のドライブだ」
「じゃあ、楽しいドライブお願いします」
「任せておけ」
部屋を出て駐車場まで、エレベ-タ-で降りて行く。
名残惜しいが、今日はいつもより早い時間だが、送って行く事にした。
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