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第340話 R18

「やん…あああ…んん…くっ…ぁあ」 「俺も…いい…一緒に逝こう」 腰の振りを激しくし、グッと突き上げる。 「あああ…い…くっ…うっ…うう」 「くっ…んぐぅ…締まる…うっ…くっ」 ドサッと覆い被さり、お互い荒い息を整えた。 「はぁはぁ…大丈夫か?はぁはぁ…」 「はぁはぁはぁ…朝から…はぁはぁ」 挿れたままの俺のモノを後孔からヌプッと抜く 「あん…はぁはぁ」 「はぁはぁ…こら、そんな声出すなって。またシタくなるだろう」 「はぁはぁ…もう…無理…寝起き…」 「悪いが、昨日その気にさせておいて、勝手に寝たミキが悪いと思うんだが?」 「えっ、何の事?」 本当に訳が解らないって顔をする。 「ま、良い。それよりシャワー浴びて来い。その間に、軽く朝食作っておく」 「俺が作りますよ」 「一緒にシャワー浴びたら、またシタくなる。ん、それとも一緒に浴びるか?」 「……朝食、お願いします」 キョロキョロと辺りを見渡して服が無い事に気が付きどうするか考えていた。 さて、どうするかな?昨日の服はソファにある。 裸で取りに行くのか?ニヤニヤして見てると俺のシャツを羽織って、ベッドから抜け出て寝室を出て行った くそぉ~、朝から可愛い事をする。 デレデレ顔で下だけ履きキッチンに向かった。 シャワーを浴びたミキは、きちんと自分用の部屋着を着て出て来た。 何だ、残念。 あのままでも良かったのにと思いながら、俺の作った簡単な朝食を食べてる間に、交換でシャワーを浴びる 俺は書斎に篭り仕事をし、ミキは部屋の掃除や洗濯を済ませアクセサリー雑誌を見て過ごしていた。 コンコン… 「伊織さん、お昼作りましたけど。食べられそうですか?」 「ああ、そう言えば腹が空いた。今、行く」 「はい」 書斎を出ると良い匂いがしていた。 「凄え~、良い匂い」 「大した物じゃ無いから、期待しないで下さい」 テ-ブルには親子丼.味噌汁.キャベツの塩昆布漬けが乗っていた。 「旨そう。いただきます」 「どうぞ」 親子丼を口に入れると卵が半熟でトロトロし、甘い出汁が効いて凄~く美味かった。 「この親子丼旨いな」 「実はその親子丼、昨日の焼き鳥を使ったんですよ。焼き鳥にも味入ってるから、尚更美味しいですよね」 「そうか、昨日の焼き鳥か、ん、旨い.旨い。でも、卵も丁度良い感じだ」 「良かった~。喜んで貰って」 ミキの手料理は、いつも工夫してあり本当に感心する 昼食も美味しく食べ午後からは、2人でまったりと過ごしたし、その日の夜もミキが意識を失うまで何度も抱き、次の日には、またご機嫌とりをしながら構い倒した。 普段は我儘も言わないミキが本の少しだけ可愛い我儘も言い、それを叶えてやるのも嬉しい。 そんなミキのご機嫌とりをするのも俺の楽しみだ。 「やはり、帰るのか?」 10時近くになり帰ると言うミキに寂しさが募り思ったまま口に出た。 「はい。部屋もずっと帰って無いし、明日も仕事ですし」 「そうか、俺はずっと居て貰っても良いんだが」 「ふふふ…俺もそうしたい所ですがやはり……」 「解った。送る」 「すみません。お世話になりました」 「恋人なら、当たり前の事をしただけだ。病気になったり何かあれば直ぐに俺を頼れ、良いな?」 「はい」 車でミキのマンションまで束の間のドライブを楽しみ送る。 「じゃあ、本当にありがとうございました。また、明日、会社で」 助手席から出ようとする腕を掴み引き寄せ唇を奪う。 「はぁはぁ…伊織さん…はぁはぁ」 「じゃあ、明日な」 頬を撫で頭をぽんぽんする。 「はい」 今度こそ助手席から出てマンションに入って行く後ろ姿を見てると、入口で振り返り俺に向かって手を振っていた。 「可愛いな」 手を挙げ応えた。 マンションに入ったのを確認して車を出す。 来週には決算の会議がある、それが終われば忙しさも1段落する。 最近、忙しさやミキの風邪と色々ありどこにも連れて行って無いなぁ。 「少し遠出のドライブでも楽しむか、それともミキが好きな街をふらふらしても良いな」 ミキとのデ-トを考え自分のマンションに戻った。 2日続いた会議も終わり、今週の疲れは半端無かった。 決算月と言う事で、全体会議が行われた。 1日目は国内事業部.2日は海外事業部。 今年の売上.利益.実績等、来期の予算.売上目標.販売目標等々。 今回は社長.専務.各部署部長.課長での会議で、気疲れで肩が凝る。 最後に経理から話しがあり、専務.社長と挨拶があり今期の会社全体の利益等と来期も奮闘するように言われ会議も終了を告げた。 やっと終わったぁ~。 明日から少しゆっくり出来る。

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