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第435話 R18
「良いんだね。……直接触っても」
それでも頭の片隅では、これ以上進むと ‘後戻り出来ないんじゃ無いか?’ そっちの世界に踏込む事に躊躇し、興奮する中で冷静な自分も居た。
「ぁあ…触って…もっと感じ…ん…たい…ぁあん…おねが…んん」
‘ダメだ’ こんな色っぽく誘われたら抗えない。
美樹さんの服に手を掛け脱がした。
白い肌が露わになり、俺は目を見開き驚いた。
「すっげぇ~」
思わず声が漏れた。
そこには白い肌に赤紫の鬱血の跡が散らばっていた。
キスマ-クの数の多さに、彼氏のこの人への執着と独占欲が解ったと同時に、やはり男に抱かれる人なんだと改めて思った。
余りのキスマ-クの多さに、俺のモノは少し萎えたが心は興奮し暫く眺めていた。
「や…触って…んん…伊織…ふぅん」
美樹さんの喘ぎ混じりの声でハッとし、指先をそぉっと乳首の先に触れた。
「んん…ぁあ…焦らさない…で…もっと…ね…強く…ぁあ」
言われた通りにさっきより強めにクリクリ…捏ねてみると、胸を突き出し「んん…ぁあ…いい…もっと」と可愛いお強請りされた。
可愛い~、もう遠慮しない。
俺も服を脱ぎ上半身裸になり、美樹さんの腰に跨がり上から両手で乳首を責めた。
「ぁあ…んん…感じ…る…や…ぁあん…」
上から美樹さんの感じてる顔を見ながら ‘なんて色っぽいんだろう。男と感じさせない。この顔見てるだけで興奮する’ と、初めて男との行為に躊躇いが無くなりつつあった。
もっと感じさせたい。
女とは違う乳房も無いが、その分敏感な乳首を責めクリクリ…軽く引っ張り弾く。
「あん…だめ…そんな…ぁあん…舐めてぇ…」
俺はそのまま覆い被さり、乳首を舐め舌で弾き吸い付く。
チロチロ…レロレロ…チュパチュパ…チュ-……
「ぁあん…もっと…伊織…伊織…んふ…はぁん」
俺を酔って彼氏と勘違いしてるのは解っていたが、それを正して我に返ってこの行為が中断される事が嫌でわざと何も発せず黙って乳首を責め喘ぎを聞いていた
そんなに切なく色っぽく彼氏の名前を呼ばないでくれ
どうせなら俺の名前を呼んで欲しい。
俺は興奮して怒張するモノでG-パンの前がキツく感じ、美樹さんの太腿に無意識に擦り付けていた。
「あ…伊織の…大き…あん…い…俺のも触って…んん…はぁ…大き…い」
嬉しいのと煽る言葉に堪らずG-パンの前を開けパンツごと脱ぎ捨て、美樹さんのモノを服の上からサワサワと軽く触ると、俺と同じように勃っていた。
美樹さんも興奮してるんだ。
「や…お願い…直接触って…も…苦しいから…あん…伊織のも凄い…硬い…ん」
美樹さんは、俺のモノに手を掛け握ってきた。
あ~美樹さんに握られてる。
俺も美樹さんのスキニ-パンツと下着を脱がせ躊躇無く美樹さんのモノを握りしめた。
お互いのモノを握りしめ扱き始めた。
シュッシュッ…ズリズリ…シュッシュッ……
扱く音と美樹さんの喘ぎ声が部屋に響く。
「ぁあん…すご…ぁあ…もちいい…伊織…あん…伊織…キスして」
あ~美樹さんに扱かれてると思うと、先端から我慢汁が出てるのが解る。
‘キスして’ の言葉に、顔を近づけ快感で目を閉じてる美樹さんの唇を貪る。
舌を絡め舌を扱くようにエロいキスと、下からはシュッシュッ…ズリズリ…と、お互いのモノを扱く音。
堪らない、すっげぇ~良い。
男同士だからか?お互い気持ち良い所を刺激し玉筋や袋も触り合う。
「も…あん…逝きそう…」
「俺も」
この時だけ初めて声に出したが、興奮し快感の中にいる美樹さんは気付かなかった。
美樹さんの手を外させ、2本を纏めて俺の手でリズム良く扱いていった。
美樹さんは俺の背中に手を回ししがみつく。
なんて可愛い事するんだ。
益々手の動きを早くし腰を動かす。
「伊織.伊織ぃ~…ぁあ…いくぅ…うっ…んっくぅ」
「うっ…うう…くう…ぐっ…」
美樹さんの妖艶なイキ顔を見て、殆ど同時に白濁を放った。
美樹さんの腹に2人分の精液が飛んだ。
「「はぁはぁはぁ……」」
ティッシュで美樹さんの腹に溜まった精液を拭う。
息の整わない美樹さん。
俺のモノは、女とスル時と違う行為とこのシチュエ-ションに興奮し、1回出しただけで治らずまだ芯を持って勃っている。
俺のモノが怒張してるのを解らせる為に、美樹さんの手を取り握らせた。
「はぁはぁ…まだ…こんな…大き…はぁはぁ」
俺は何も言わず美樹さんの唇を奪い、美樹さんの男にしては、しっとりと手触りの良い肌を弄り仕掛けていった。
まだ美樹さんを感じさせたい.感じたい。
もしかして2度と無いかもしれないと、美樹さんを今日だけは独り占めした。
美樹さんの喘ぎ声が遅くまで部屋に響いていた。
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