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第518話 R18

夜空を見上げてるミキの顔に降り注ぐ光を遮る様に覆い被さり顔を近づけ唇を塞ぐ。 「ん…んん…いお」 口を開き掛けた隙に舌を捩じ込み、上顎を舐め歯列を舌でなぞり逃げる舌を追いかけ絡め取る。 「ん…んん」 クチュクチュ…チュバチュバ…ジュルジュル… ミキの甘い唾液を吸い咥内を舐め回し唇を離す。 「はぁはぁ…いきなり…」 息が整わないミキの耳元に唇をつけ囁く。 「悪い。部屋まで待てなかった、少しだけ」 耳の穴に舌を入れクチュクチュ…わざと音をさせ耳の裏に舌を這わす。 「あっ、こんな所で…あぁ…人が…」 「誰も居ない。俺とミキだけだ。この岩であっちからは見えない」 実際にさっきから、ここには2人だけだ。 「あぅ…だめ…」 「少しだけ…な」 耳元で囁いて首筋から鎖骨.胸元に舌で伝い、ミキの肩から脇腹と体の線を確かめる様に手でなぞり尻に持っていき尻たぶを揉みながら、片手はミキの胸元を指先でなぞり乳輪をさわさわと軽いタッチで愛撫していく 「んん…あぁ…こんな…あん…」 乳首を避け焦らす指先と舌に堪らず胸を突き出す。 「ん…触っても良いのか?」 「お願い…ぁん…だめ…なのに…ん…触って…舐めて」 声を殺す様に自分で口を押さえ小さな声で話す。 目の前の可愛い乳首はツンっと立ち上がり、触って欲しいと主張している。 指先で可愛い乳首をツンツン…クリクリ…舌先でペロペロ…舌全体でレロレロ…ベロベロ…チュバチュバ…吸い舐め回した。 「ぁぁん…感じ…ぁん…くっ…んふぅ」 抑えた喘ぎ声と波の音。 この異質な状況に俺のモノも興奮し、血流が集まり勃ち上がるのを感じながらも ‘もっと感じさせたい.快感を与えたい’ とミキの弱い性感帯を攻める。 さっきから俺の腹に当たっているのは?ミキのモノも勃ちあがってる証拠だ。 乳首から唇を離し、快感でトロ〜ンと色っぽい目と月灯りに照らされた艶やかな顔を見つめ囁く。 「色っぽいな。ミキのモノも勃ってるぞ。パンツを突き上げテント張ってる」 尻たぶを揉んでいた手を離し、尻の割れ目を何度かなぞりその手を前に持っていき、勃ち上がってるミキのモノをパンツの上から数回扱く。 「んん…だめ…ぁあん…いい…はぁ…んいい」 俺の扱く手に合わせ腰が揺れる。 「苦しいだろ?今、楽にしてやる」 扱く手を離し、パンツを下ろしミキのモノを取り出す 「ひゃっ…だめ…あぁ…ん」 先に玉袋を軽く握り揉み、外気に触れピクッピクッ…と動くミキのモノに手を掛け、根元から我慢汁が出でいる先っぽに向かい上下にゆっくりと扱き始めた。 「あぁ…んん…や…いい…もっと早く…いい」 扱く手は速度を増しシュッシュッ…ヌチャヌチャ…音をさせ、喘ぎを抑える為に塞いだ手を退かし唇を奪う クチュクチュ…レロレロ…ジュルジュル… シュッシュッシュ…ヌチャヌチャ…シュッ… 厭らし音が響くが波の音が消してくれる。 キスの合間に喘ぐミキのモノが硬さが増し、膨張するのが手の平に感じ限界が近いのを感じた。 唇を離し耳元で「逝け!」と囁き唆かし扱く手を速めた 「ああぁ…あぅ…うっ…いくぅ…うっ…あぅっ」 素早く、ミキの先っぽを包み白濁を手で受け止めた。 ピュッピュッ…ドクドク… 「はぁはぁ…はぁはぁ」 ミキの艶やかなイキ顔に俺のモノは待ち切れないと我慢汁が垂れる。 濡れてるパンツで良かったぁ。 こんな姿見らせられたら我慢汁でグジョグジョ…だろう。 「勢い良く出たな。ほら」 息の整ってないまだ焦点が合わない虚ろな目に手の平に溜まった白濁を見せると、ハッとし目を開け頬を染めた。 「や…手で受け止めたんですか?はぁはぁ…どうして?」 「ん…ロ-ションの代替りにな。まさか、こうなるとは思わなかったから、解すのに、何も用意して無かった」 「えっ、それ使うんですか?って、最後までスルつもりですか?」 「ああ、ホテルまで待てない! そんなに時間掛けないっつ-か、直ぐに逝きそうだ」 そう言い話し、ミキに何も言わす隙を与えず素早くミキの体を反転させ岩場に手をつかせ、可愛い尻の割れ目に白濁を塗りつけ後孔に濡れた指先を入れ、出し入れを始めた。 「あっ…だめ…やっ…んん…いお…ぁん」 「昨日もヤッタから柔らかいな。これなら直ぐに挿れられる」 そう言いながらも傷付けない様に、丁寧に素早く解す事は忘れない。 手取り早く、しこりを攻めるか。 ミキの快感も引き出そうとしこりを軽く触り擦り強めに押しながら、後孔の出し入れをし指も増やした。 「ああぁ…いい…そこ…おかしく…いい…んくっ…もう…挿れ…て…いい」 弱点を突かれ、もうお強請りだ。 俺もミキの押し殺す色っぽい喘ぎと艶やかな姿に興奮し、俺のモノはこれでもかって位に怒張し限界だった 素早くテントを張ってるパンツを下ろしブルンッと勢い良く飛び出て腹を叩いた。 ヤバっ、この状況に興奮し過ぎだ。 後孔から指を抜いて、ミキの腰を持ち後孔に俺のデカブツを宛て、グッと突き入れグッグッグッ…腰を押し進めた。 ズブズブズブ…這入っていくのが、月灯りの下で俺から見えた。 エロ~。 ズズ…ズンッ。 根元まで突き入れ、締め付けのキツさにミキがこの状況に興奮してるのが俺のモノから伝わる。 「はあ~、いい。すっげえ~締め付ける」 ゆっくりと腰を前後に揺らすと、ミキも腰を突き出し奥へ.奥へと誘う。 ヌチャヌチャ…グジュグジュ…ネチャネチャ… ズブズブズブ…グッグッグッ…ズブズブ… 隠微な音をザッザッザ-と波が打ち消す。 「くっ、気持ち良過ぎて…くそぉ~…いい」 ミキの腰を前後に揺らし、俺も腰の振りを速め突き入れる。 「ああぁ…くっ…あぁ…いい…もっと…はげし…おおき…だっ…ぁん…くう」 パンパンパン…ズブズブ…パンパンパン… 「んぐっ…締め付け…いい…吸い付く…くっ…いい」 「だめ…だめ…また…ああぁ…いくぅ…あう…くっ…うっ」 ミキが逝き、締め付けが一層強くなり俺も抗ず腰の振りを激しくし、ズボッと後孔から抜き手で数回扱き海へと白濁を放った。 ビュッビュッドクッドクンドクン… 「くっ…うっ…んぐっ…はぁはぁ…うっくぁ」 海の中に放った白濁は波に打ち消され跡形も無くなった。 魚の餌になるのか? 不意にそんな事を思った。 そのくらい日常にはあり得ないシチュエーションで興奮した。 ミキの白い背中にチュッ.チュッとキスし、背後から抱きしめた。 「悪かった。興奮して堪え切れなかった」 怒ってるだろうと素直に謝るとミキからも 「…俺も…興奮してた…から」 怒ってないと解りホッとし、ミキを振り向かせチュッっと軽いキスをした。 「忘れられない夏になったな?」 「……うん」 頬を染め可愛く返事をする。 可愛い~。 俺は膝あたりに留まってたパンツを脱ぎ海水で濡らしミキのモノを拭き俺のモノを拭いて、ミキのパンツを上げ肩を抱きながら浜辺へ向かう。 真っ裸な俺とパンツ1丁のミキの姿を見られたら大変だと周囲を見回す。 誰も居ない、良かった~。 ヤッてる時は夢中だったから、今になってヤバかったなと胸を撫で下ろした。 岩場の影だし大丈夫だろう。 服を置いてある場所に行き、俺のTシャツでミキの体を首から順番に拭き、パンツを下ろし脱ぐ様に急かす。 「えっ、脱ぐんですか?」 「濡れたパンツの上に、ハ-フパンツ履くのか?」 「それもそうですね」 素直に脱ぎ、俺に下半身を拭かれ「服、着て良いぞ」と言われ、素早くTシャツとハ-フパンツを着ているミキの横で、自分の体を拭き始めた。 ザッと自分の体を拭いていると頬を染め俺の体を見ていた。 「ん、そんなに熱く見られると何だかなぁ~。照れる」 「あ.熱くって、そんな目してました?そうじゃ無くて……良い体だなぁって。月灯りの下で見るとカッコいい~.羨ましい~」 ハ-フパンツと濡れたTシャツを着て 「そうか?ま、鍛えてはいるが」 それを言うなら、月灯りの下のミキの白い体の方が綺麗だったが、それは敢えて言わなかった。 「さて、冷えただろ?部屋に戻って熱いシャワ-浴びよう」 「はい」 ミキと俺の濡れたパンツを絞って、纏めてポケットに捻じ込み歩き出すとミキから手を繋いできた。 そのまま手を繋ぎ、ホテルまでの砂浜を歩いて行く。 可愛い~な。 「ミキ」 「ん」 「熱いシャワ-浴びたら、今度はゆっくりと抱きたい。良いだろ?」 俯き頬を染め顔を上げ背伸びし、俺の唇にチュッと1つ可愛いキスをし、繋いだ手を離して足早に歩いて行く 不意の出来事に一瞬遅れをとった俺だがミキの後を追う。 ったく、こういう可愛い事するかなぁ~。 優しく抱こうと思っていたが、激しくしてしまいそうだ。 可愛い~キスを了承と受け止め、ニヤニヤしながら追いつきミキの手を取り繋いだ。 そのまま黙って月灯りの砂浜を歩いて行く。

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