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第523話 R18

ヌプッと、慎重に指を入れ進めた。 「まだ柔らかいな。これなら大丈夫か」 ミキの中は昨日の名残もあり、柔らかく俺の指を包み込む。 それでも傷を付けたく無いと、何度か指の出し入れをし広げ快感を与えようとしこりを擦る。 「ぁあ…そこ…だめ…ぅん」 くっくっくっ…… 「だめって言いながら、腰が揺れてるぞ。幾ら、柔らかいとは言えもう少し広げ無いと、俺のデカブツが這入ら無い。俺のはビックサイズだからな」 しこりを掠め押し、中でバラバラに指を開き少しずつスム-ズに指の出し入れが出来る様になった。 ジュクジュク…クチュクチュ…ヌプッヌプッ… 「んん…はぁん…お願…あぁ…もう」 指だけの刺激では物足りないと、腰を揺らめかし俺を誘う。 「もう、そろそろ良いか。俺も早く挿れたい!」 自分のデカブツを握り数回扱き、我ながら熱さと硬さに苦笑し、揺れるミキの腰を持ち後孔に俺のモノの先っぽを宛てがう。 グッと腰を突き入れ、ゆっくり.ゆっくり時間を掛け腰を進めていく。 ズリズリズリ…グッグッグッ…ズリズリ…ズン 「ひゃああ…あぐっ…ぁあ」 最奥に一突きし、暫く俺のデカブツに馴染むまで、足を踏ん張り動かずにいた。 「くう~、はあ~、キツくって気持ち良い~」 「ぁあ…いおり…いおり…ぁん…おおき…いぅ」 「ああ、ミキに煽られてたからな」 「煽って…あぅ…なんか…ん…うごい…てぇ…ぁん」 ジッと動かずに居ると後孔の中がキュッキュッと締め付け、襞が蠕動し畝り吸い付く様な動きを始めた。 ん、そろそろ頃合いか。 ツンツン…と中で突くと、良い感じで離さないと締めてくる。 「待たせたな。動く!」 グッグッ…と引きズンっと突き入れ、浅い所で小刻みに腰を揺らし、そうかと思うと一気に最奥まで突き思うがままに腰を振る。 「くう~最高! 吸い付いて離さない! 襞の畝りも…ああ…うぅ…良い~」 「ああぁ…いおり…あぁ…くう…すごっ…あん」 パンパンパン…ズボッズボッズボッ…パンパンパン… バシャバシャ…ザブッザブッ…バシャッバシャ 打ち付ける音と腿付近で激しく動くせいで湯の跳ねる音。 「すっげぇ~興奮する」 ミキの腰を揺らし、俺の腰もこれでもかって程振り無我夢中で突く。 「あああ~、だめぇ…いくぅ…ぁ…うっ…うう」 ミキの喘ぎ声に合わせ、ミキのモノを握り扱き逝かせる。 「うっ…うう…ああ…」 露天風呂の外にピュッ…ピチャッとミキの白濁が床板に飛び出た。 露天風呂の外に出したのを確認して、俺も自分の絶頂を目指し腰をガンガンに突き入れ、太腿に力が入り玉袋がキュッなり俺のモノが膨張し逝く寸前で、ミキの後孔からズボッと抜き同じ様に露天風呂の床板にビュッビュッ…ビシャッ大量の白濁を何度かに分け放つ。 「はぁはぁ…くう~気持ち良かった~はぁはぁ」 「はぁはぁはぁ…ん」 ミキの背中に覆い被さり息を整えた。 これが青姦って解ってるのか? 天然ちゃんには解んねぇ~か。 「ふう~疲れたな。少し湯船に浸かるか」 「……はい」 萎れたミキのモノと少しだけ小さくなった俺のモノをザッと湯で洗い流し、2人分の白濁も湯を掛け流れていった。 「綺麗になった。少し温ろう」 「はい」 肩に顎を乗せミキの背後から抱きしめた。 「悪かったな。ここではスルつもり無かったが……すまん、欲望に負けた」 「……俺が…誘ったんですから」 「まあ、成り行きでそんな形になったが……。ダメだな。ミキの事好き過ぎて…どこでも愛したくなる。見境無いって嫌われそうだ」 クスクスクス…… 「反省してるんですか?今更ですよ~。それに…俺…伊織さんの愛情表現が解り易くって安心します。いつも冷静で頭のキレる人が甘えたり拗ねたり反省したりと俺だけに見せる姿も。ちょっと動物的な所もありますけど…それも込みで大好きです。大切にされてるのは解ってます」 セックスだけじゃない俺の気持ちも解ってくれるミキに愛しさが増す。 だが、実際には夏休みに入ってからと言うもの、俺は毎日のようにミキを求めている。 それも毎度1回で終わらない。 毎日シテも飽きるどころか、もっと.もっと欲しくなる。 綺麗で気高くそれで居て可愛いらしいミキからは想像出来ない程に、セックスの時のミキは妖艶で穢してはいけないと思いつつ穢してしまいたい庇護欲と嗜虐欲に駆られる。 俺の者だと解ってはいるが、いつか誰かに攫われてしまわない様に……心の奥底にあるのも事実だ。 ミキに暗示の様にいつも‘俺の者’と言うのは、俺自身にも言い聞かせている。 そしていつもの台詞を口にする。 「解ってくれて嬉しい。ミキは俺の者だ、誰にも渡さない!」 無理な体勢で振り向き俺のほんの少しの不安を打ち消す様にふんわり微笑む。 「俺は伊織さんの者です、伊織さんは俺の者です」 嬉しい言葉と俺の好きな微笑みをくれた。 波の音.海風.星空、ロマンチックな夜に愛が深まる。 また、今年も思出深い夏休みになりそうだ。

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