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第541話 R18
グッグッ…ガツガツガツ…グッグッ……
もっと奥に…もっと奥へ…と、突き挿れる。
「あっあああ…うぅ…いい…ぁあ…ん」
腰を振り、ミキの太腿と尻たぶを揺すり、体を上下に揺さ振る。
「んぁ…くぅ…きついっ…いい」
「いおり…ぁん…いおりぃ…そこ…そこ…ぁあ…いい…いっ…ぁあ」
いつもとは角度が変わり、すげぇ~良い~がもっと奥に挿れたい。
「ミキ! 持ち上げるから、しっかり掴まれ!」
両足を持ち上げ、両手で太腿と尻たぶをがっちり掴んだ。
ふう~、これで動き易くなった。
「いおりぃ…怖いっ…ぁん…ふかっ…ぁあ…奥がっ」
壁に付いてるのは背中だけで、俺に太腿を持ち上げられ怖がってるが、ミキの好きな体位の駅弁スタイルにした。
この方が寄り深く突き挿れられるし、俺も動き易い。
「大丈夫だ。この方が動き易い」
腰を振り突き入れガツガツ…ズボッズボッズボ…グッグッグッ…ジュボジュボジュボ…
「ぃあああ…ふか…くぅ…かんじ…るぅ…ぁあ…すごっ…すごっ…あぅ」
「俺もいい…キュッキュッ締め付けてくるっ」
「ぁん…ぁあ…ん…いおり…いおり…あっうぅ」
俺の首に回した手で、肩に爪を立てる。
「いっ、つっ」
爪を立てられ、小さな声が漏れたが快感の中にいるミキの耳には届かなかったようだ。
良かった~、気にするからな。
そのくらい俺の愛撫に夢中になってる証拠だ。
今までも数回爪を立てられる事があった。
爪の跡が少し陥没したりミミズ腫れになっていたり、ミキが居ない日に風呂の鏡で見る度に、男の勲章だと愛しさが込み上げてくる。
ジュボジュボジュボ…グッグッグッ…ガツガツ…
「くっ…逝きそうか?」
「ん…あああ…逝くぅ…いくぅ…うう…あうっ」
逝った衝撃でグッと中が締まり収縮し畝り、俺のモノを離さないと締め付けた。
堪らず、俺も後孔に白濁をドクッドクッドクンドクン…「ぐっ…逝くぞ…あぐぅ…がっ…うぅ」放った。
疲れて脱力する体をキツく抱きしめた。
「「はぁはぁはぁ…はぁはぁ」」
「大丈夫か?はぁはぁはぁ」
「……は…い」
「足、下ろすな」
「……はい」
ゆっくり足を下ろし、後孔からも俺のモノを抜く。
タラ~と太腿に垂れる白濁と、俺の腹にもミキが放った白濁が濡らしていた。
もう一度体を軽く洗い、湯船に背後からミキを抱きしめ浸かった。
俺の体に寄り掛かり体を預けるミキは相当疲れたんだろうな。
それもそうだろうな、慣れない女装.花火大会の人混み.立て続けに激しいセックスだ。
肩に湯を掛けて労わり、ミキの全てが愛おしい。
「大丈夫か?」
「……ん」
「疲れたか?」
「……ん」
言葉が少ない。
やり過ぎたか?拗ねたか?
「どうした?」
「……ねむっ」
その言葉にホッとした。
「風呂出て、ベットに行こうな」
「……ん」
湯船から腕を掴んで出させ脱衣所で軽くバスタオルで拭き下着を探すが、浴衣だけが脱ぎ捨てられていた。
そうか、下着はリビングか。
ミキの体にバスタオルを巻き、ドライヤーを取り出し髪を乾かす。
ゴォ-.ゴォ-……ゴォ-ゴォ-…
俺のなすがままにされ、乾かしてる間も、眠いのか?目を閉じて頭が揺れる。
「もう少しだ、寝るなよ」
「……ん」
ゴォ-.ゴォ-……
ふわふわの髪に唇を落とし
「乾いたぞ。ベットに連れて行くから掴まれ」
首に回したのを確認して、横抱きで寝室に連れて行った。
ベットに全裸で横たわり、直ぐに寝息を立てたミキを抱きしめ暫く寝顔を眺めていた。
この夏休みも明日で終わりか。
ミキと居る毎日が楽しく幸せで、明後日からは堪えるかな。
明日はゆっくり過ごそうと決め、ミキの額に唇を落とした。
「愛してる…ありがとミキ。おやすみ」
返事が無いが幸せそうな寝顔と寝息に、俺もミキを抱きしめ眠りに就いた。
次の日の朝から俺は盛り、寝起きのミキを抜かずの2発を放って、ミキは昨日からの疲れもあってベットの住人になった。
ただでさえ朝から盛りご機嫌斜めなのに、俺はリビングで昨日脱ぎ捨てたパンティ-を見つけ、わざわざ寝室に持って行き、ミキの前でニヤニヤした所為で益々拗ねてしまった。
反省の意味を込め、昨日脱ぎ散らかした浴衣や肌襦袢をス-ツとYシャツと一緒にクリ-ニングに出しに行ったり洗濯をしたり、もちろんパンティ-もだ。
拗ねたミキを甲斐甲斐しく世話をし、ご機嫌を取り構い倒した。
そのうちミキも呆れ機嫌も治り甘えモ-ドになり、イチャイチャして過ごした。
夕飯には少し体も楽になったのか?
「伊織さんのカレ-が食べた~い♪」とお強請りされ、いそいそとス-パ-に食材を買って来てミキの監視下の元野菜大きめカレーが出来上がった。
ミキも簡単なサラダと卵スープを作ってくれ、楽しい夕食を食べた。
ミキと一緒に出掛けるのも楽しいが、夕飯作りを一緒にするのも楽しかった。
こうして最後の休みは終わった。
幸せな夏休みだった。
次の日に、旅行のお土産を渡すと言う事で、ミキ達4人で(真琴.沙織.優希) おやじの店で会う事になっていた。
それが沙織や祐一.龍臣の顰蹙(ひんしゅく)を買うことになるとは思わなかった。
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