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第567話 番外編 R18

佐藤もグビグビ…飲んで顔が赤い。 たぶん、俺も顔が赤いと思う、それ程飲んで居た。 「俺は、今は結婚したくねぇ~の。彼女は結婚したくって仕方無いって感じで。ここ数ヶ月我儘になったり煩く言うようになって、ちょっとうんざりしてたんだ。でも、付き合うだけなら別に今と変わんねぇ~しと思って、修復を兼ねて大阪旅行行ったんだけど、やっぱ喧嘩しちゃって。そこから音信不通になって、俺も別に良いかって思って。だから、彼女に会って話し合った」 「でも、好きだったんでしょ?」 「付き合ってる時はな。その時に、彼女が数ヶ月前から、同じ会社の人に '結婚前提で付き合って欲しい‘ って申し込まれてたんだと。結果的に、煮え切らない俺よりそっちをとったんだよ。俺が好きだったのか?結婚が目的なのか?バカバカしくなったから、別れた!」 「そんなぁ~二股じゃないですかぁ~」 「少しの間は、そうだったかもな。知らねぇ~よ。今はどうでも良い!」 俺の話しを聞いて、佐藤が泣きそうな暗い顔をしたのを見て、俺の為にそんな顔をさせてしまったと頭を撫で話す。 「さて、暗い話しは終わりだ!」 顔を上げて、無理に笑った佐藤。 「今日はとことん飲みましょう! 付き合います! 嫌な事は、飲んで忘れましょう!」 わざと明るく話し場を和ませる。 そんな佐藤に俺も応えるように酒を飲んだ。 2人で結構飲んだ。 それから会計して、タクシーで佐藤の部屋に行ったと思う。 ここら辺は覚えて無い。 たぶん、佐藤の部屋で飲み直そうって事になったんじゃないか? 肩を組んで、2人で佐藤の部屋に入ったのは覚えてる。 2~3度来た事がある佐藤の部屋は、雑誌が散らばってテ-ブルには飲み掛けのペットボトルが置いてある。 汚いとかじゃなく、散らかってるレベルだ。 「佐藤、相変わらず散らかってるなぁ~」 「そうですかぁ~♪ 適当に座って下さ~い♪」 ス-ツの上着をソファに置き、テ-ブルの所に適当に腰を下ろした。 佐藤はヨロヨロと冷蔵庫から缶ビールを2本持って、危なかっしぃ~足取りで俺の隣に座った。 プルトップをプシュッと開け「「乾杯~」」2度目の乾杯をした。 グビグビ……半分近く一気飲みする。 あ~頭がふわふわする。 飲み過ぎてると思っていた。 「飲み過ぎたな」 「え~全然解んないっすよ♪ 本当に酔ってますぅ♪」 佐藤が俺の顔を覗き込む…近い! 「ああ、飲み過ぎだ! 佐藤が可愛く見える」 酔った冗談だった。 「へえ~俺が可愛く見えるなんて相当酔ってますよ~♪ 俺も田口さんがめっちゃカッコ良く見えるし~♪」 グビグビ…佐藤も飲み目がトロ~ンとしてる。 佐藤が冗談で俺の太腿の辺りに手を置くが、酔ってるしと俺も構わずに居た。 「田口さ~ん♪ 彼女と別れたなら、アッチはどうしてるんですかぁ~♪」 そう言いながら、太腿をさわさわと撫でる手が厭らしい~。 「アッチって?ああ、セックスかぁ?ま、ご無沙汰だなぁ~」 「ふ~ん、じゃあ溜まってんじゃん♪」 太腿から際どい所まで撫でてくる。 「まあな。今だったら、相手が佐藤でも襲っちまうかも~♪」 この妖しい雰囲気を打破したくなり、俺も際どい冗談を笑いながら言った。 「ふ~ん。じゃあ、俺が傷心中の田口さんを慰めてあげるよ♪」 佐藤がもっと近寄り、際どい所を触っていた手を俺の股間に当て撫で始めた。 ズボンの上からサワサワ…撫で回されグッグッ…と反応し始めた。 「さ、さとう。やめっ」 「良いから.良いから。俺に任してよ♪ 気持ち良くしてあげる♪」 俺のモノが厭らしい手つきで撫でられ摩られると、グッグッ…と勃ち上がりズボンの前が盛り上がり、下着の中で悲鳴をあげていた。 「すっご~♪ 田口さん、デカいっすね?」 「佐藤、冗談にならないぞ。……止めろよぉ」 ズボンの上から形をなぞるように扱き始め、気持ち良くなり弱々しい言葉で止めるが…。 カチャカチャ…カチャカチャ… 酔いと今起こってる事が信じられず頭が朦朧とし、久しぶりに人に触られる気持ち良さに、ベルトを外す音が聞こえてもなすがままにされていた。 ジジジジ…ジジ… ファスナーが下される音が遠くから聞こえたような気がした。 「ちょっと尻上げて」 何が何だか解らないが、言われるままに尻を上げズボンと下着を脱ぐ作業を手伝っていた。 朦朧とする頭が催眠術に掛かったようにダメだと気持ちは思ってるが、体が俺の言う事を聞かない。 下着事脱がされ勢い良く飛び出した俺のモノは、この状況に興奮しそそり勃っていた。 「すっげぇ~♪ デカい…気持ち良かった~?」 そう言って、俺のモノに手を掛けて扱き始めた。 シュッシュッシュ……シュッシュ… 「ああ…ヤバイッ…すっげぇ~気持ち良い~♪」 「先輩、すんげぇ~興奮してんじゃん♪」 佐藤の手だと解っていても気持ち良かった。 胡座をかいていた俺の股間に……顔を埋めてきた。 まさか?そこまでするとは思わず焦って止めようとしたが遅かった。 「佐藤、やめっ…」 先端をペロペロ…舐め幹を下から上に舐め上げられピクピク…反応しゾクゾクした。 やべぇ~ちょっと舐められただけでも気持ち良い~♪ 「先輩のこんな味何だ~♪」 「佐藤、お前っ…」 顔を上げ唇を赤い舌でひと舐めする姿が、いつも陽気な佐藤とは別人で妖艶な感じがした。 この異常な状況がそう思わせたのかも知れない。 また、佐藤は俺のモノに顔を寄せ大きく口を開け頬張る。 「あぐぅ…んぐっ…んん」 頭を上下に振り咥内の温かさと吸い付かれ、頭が真っ白になった。 くそぉ~気持ち良い~♪ ジュブジュブジュブ…チュ-チュ-…ジュブジュブ… 飲み込めない下の部分は手を使い扱き頭を振り、男同士だから解るのか?的確に気持ち良い~所を刺激される 「う…うぅ…さとう…気持ちいい」 ジュブジュブジュブ…ジュルジュル… 「逝きそうだぁ~」 俺のモノからジュボッと口を離した。 もう少しで逝きそうだった俺は欲求不満が募った。 「佐藤…何で?もう少しで逝きそうだ」 俺の顔をジッと見つめ口元を手で拭う。 何だ~これ? 佐藤がやけに色っぽく見える。 酔ってるんだ。 黙って居れば整っている顔だ。 奥二重の涼しげの目.鼻筋は通ってるし男にしては唇がパテっとして色っぽいしアイドル顔だ。 いつだったか?取引き先の女子社員に「OOアイドルに似てるぅ」って言われたと自慢してたな。 こいつも自分で '俺のチャ-ミングポイントは目と唇’ って言ってたっけな~。 朦朧とする頭で、そんな言葉が浮かんだ。 本当だな。 今までは良く見た事が無かったが、確かに色っぽいなぁ~。 俺は誘われるようにふらふらっと、佐藤を押し倒した なぜ、そうしたのか?その時の俺は酔ってるとしか言えない。 先の事など考えて無かった。

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