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第578話 番外編~R18~

「ちょ.ちょっと、待ってぇ~」 後孔の中で探っていた指を入れたまま止め 「何?」 「あの~、つかぬ事を伺いますが……俺が挿れられる方ですか?」 「はあ?この期に及んで何を言うかと思ったら。前回で、役割分担は決まっただろ?それに、あの日に挿れてって言ったのお前だよな?俺は無理だから!」 「あの日は必死だったんで……。いや、田口さんとH出来るなら、俺は別に良い~んですけど……」 「良いならいいじゃん。何か、問題でも?男のプライドとか?」 「男のプライドなんて、別にどうでも良いんですけど……。あの……俺が挿れたくなった時は、どうしたら良いのかな?って。……たまには、挿れたい…かも」 俺は少しだけ考えた。 男に生まれたら、挿れたくなるのは本能だろうしな。 佐藤の言い分も男として解るが……。 後孔に指を突っ込んだまま伸び上がり、佐藤の唇にキスをし顔を見つめて話した。 「佐藤、俺は浮気は絶対に許さない! だから、必然的にお前のコレは挿れる事は無くなるなぁ。どうしても挿れたいなら……」 体を下に晒し、緊張して力無い佐藤のモノに手を掛け軽く何度か扱くとグッグッ…と力が漲ってきた。 「ああ…気持ち良いっす」 「どうしても挿れたいなら、俺の口ん中に挿れろ!」 そう言って勃ち上がった佐藤のモノをパクっと頬張った。 「た.田口さん! 止めて.止めて下さい。田口さんにそんな事させられない!」 1度口から出し顔を上げると、俺の様子を見て焦っていた佐藤と目があった。 「佐藤もこの間やっただろ?結構、大丈夫だ。佐藤がどうしても挿れたいなら俺の口でシテやる。だから、浮気はするな! 良いな?」 「……はい」 了承の返事を聞き、また佐藤のモノを咥内に入れ、頭を上下に動かし後孔に入れっぱなしの指も動かし始めた。 ジュブジュブジュブ…チュ-チュ-…ジュルジュル… 「ああ…たぐ…うう…いい…きもち…ぁ」 佐藤が気持ち良さそうに喘ぎフェラに集中してる間に俺は後孔の指を増やし中を探る。 少しずつ後孔が解れてきたが……中で、バラバラに指を動かし探す。 ここら辺かな? こっちか? コリッ。 ん、あった! み~つけた! やっとで探し当てた前立腺を擦り押してみる。 「ひぃああ…なに…ぁ…そこ…うう…すっげぇ感じ…ぁあ…いい…」 佐藤がフェラだけじゃなく、後孔にも感じてきた事にホッとし頬が緩んだ。 前立腺は男なら誰でも感じる事が出来るとは聞いてたが……気持ち良さそうに喘ぐ佐藤に……乳首も感じるし、やっぱり佐藤の方が適任だな。 頭を前後に振り、しこりも摩り指の出し入れも早くしていった。 ジュブジュブジュブ…ジュルジュルジュル…チュ-チュ-……佐藤のモノを唇で扱き吸い込む。 スボッスボッ…ズズズ…コリコリ…ズボッズボッ…スリスリ…解し、後孔の指の出し入れもスム-ズになってきた。 「ああ…いい…も…出そう…んう」 逝きそうになる佐藤のモノから口を離し根元を握った 「なっ、手…外し…逝きた…田口さん…」 「だめだ。今日は一緒に逝く。あの日のやり直しだって言っただろ?俺も……挿れて良いか?」 佐藤の喘ぎと色っぽさに、俺のモノは興奮状態で限界だった。 「……ぁ…優しく…してね?」 「処女かよ!」 この期に及んでも冗談を言う佐藤にあの日傷付けた後悔と緊張が解れた。 佐藤のこう言う所が好きだ! 佐藤の冗談で気持ちが軽くなった。 「ん、解った。優しく抱く! 佐藤も成るべく協力してくれ!」 「……はい」 頬を染め、少し緊張してる佐藤の返事を聞いて、腰を持ち後孔に俺の怒張したモノを宛てがう。 「ゆっくり長く息を吐け」 「はい…」 ふう~…はあ~…ふう~…… 「俺……出産する時みたい…っす」 「誰が妊婦なんだよ!……ったく、まだ冗談が言えるなら大丈夫だな?もう黙って、息吐いてろよ」 頭を縦に振り、また息を吐き始めた。 はあ~…ふう~…はあ~…はあ~… 佐藤の吐く息に合わせヌプッっと少し先端を押し入れた。 「あっ…うっ」 「まだ先っちょだ。これからだ。息を吐け」 ふう~…はあ~…はあ~…はあ~ 素直に息を吐く佐藤に合わせ、ゆっくり.ゆっくりと少しずつ.少しずつズズズ…ズリズリ…押し込んでいく。 「きっつ~。佐藤、緩めろ! キツくって、俺のが這入っていかない…うっ」 「んっく…デカ過ぎ…す」 まだか.まだかと長く感じ時間を掛け、やっと最奥に届いた。 ズズズ…ズン! 「ひぃ…」 俺の大きさに馴染むまで動かしたい気持ちを抑え、暫くジッとしていた。 「大丈夫か?辛いか?暫く、このままで居るからな」 「うう…大丈夫っす。辛いって言うより……デカイし硬い…うっ…違和感が…変な感じがする。田口さんのが、俺の中に這入ってるの不思議な感じ」 「はあ~、佐藤の中、すっげぇ~キツい。締め付けてくる」 女の中は包み込む様な感じがするが、佐藤の中はキュッキュッと締め付けてくる。 すっげぇ~気持ち良い~。 佐藤の中の俺のモノが余りの気持ち良さでウズウズし始める。 くっ、動かしてぇ~。 ちょっとだけなら良いか? 中に挿れたまま、先っちょを少しだけチョンチョンと突っついてみた。 「あっ…そこ…ぁ…ん…いぃ」 たまたま運良く前立腺を掠めたようだ。 「ん、ここか?」 今度は狙いを定め、前立腺を数回ゆっくりと擦り上げる。 「ぐあああ…くっ…すげぇ~良い…そこ…ぁあ…うぅ…いい…たぐ…ちさん…動いて…い」 「良いのか?動いたら、止まんねぇ~ぞ」 「ぁ…いい…いいから…んぁ」 ゆっくり引き.ゆっくり押し込んでを数度繰り返し徐々に腰の振りを上げていく。 「ああぁ…くっ…すっげぇ…おおき…ぅああ」 「余り煽る事を言うなって。お前の中すっげぇ~キツくって気持ち良い~」 佐藤の腰を持ち大丈夫そうだと判断し、遠慮無く思うがままに腰の振りを激しくした。 ズブッズブッズブ…ズリズリズリ…ズブッズブッ… グジュグジュグジュ…ヌチャヌチャヌチャ… 佐藤のキツイ後孔に出し入れする俺のモノが一回り大きくなり尻に力が入り、もう終わりが見てきた。 「んああぁ…たぐ…さん…もう…無理…逝きそう…俺のも…しごい…うぅ…ぁん」 後孔だけでは、まだ逝く事ができないと佐藤のモノを刺激して欲しいと、色っぽい顔でお強請りされた。 腰を振りながら、佐藤の勃ち上がり揺れてるモノに手を掛け扱き始めた。 シュッシュッシュ…ヌチャヌチャ… ズブッズブッズブ…ズンズンズン…ズブッズブ… 「佐藤のモノも先っちょから我慢汁が出て滑りが良い…気持ち良さそうだな」 「んああぁ…も…ぁあ…だめ…逝く…ぁん…逝くぅ…うっ…うう」 ピュッピュッ…ピュ…ドクンドクン…佐藤の先っちょから白濁が佐藤の腹と胸まで勢い良く飛んだ。 佐藤が逝った衝撃で、中が収縮が激しくなり締め付けてキツくなり、堪らず俺のモノも佐藤の奥に白濁をドピュッドピュッ…ドクドク…ドクンドクン…勢い良く放った。 「んああ…うっ…んぐっ…うう」 ドサっと、佐藤の体に覆い被さった。 すっげぇ~気持ち良い~! 荒い息の下で、腰は軽くなり頭は真っ白だった。

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