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第629話 R18

「そこまでしてくれて、ありがとうございます」 「ん、大した事はしてない。ちょっと祐一に頼んだだけだ。それで?いつ越して来てくれるんだ?俺は一刻も早く一緒に住みたい」 「えっと……3日末までには」 3月末?そんなに? 直ぐにでも引越して来ると思ってただけに……がっかりした。 「3ヶ月もある。そんなに待てない!」 一緒に住めると考えたら、もう3ヶ月でも待てない。 「じゃあ、2月末?」 「だめだ!」 「え~! 1月末?直ぐって言っても、引越し屋さんの手配や荷物も纏めたり要らない物は捨てたりと、結構な時間掛かると思いますよ。正月とかは引越し業社もお休みだろうし……責めて1ヶ月は猶予下さい。俺も早く一緒に住みたいですけど……週末を引越し作業だけで終わりたくないです。伊織さんともゆっくり過ごしたいから……少しずつ荷物も纏めていきます」 早く.早く……と、一緒に住む事しか考えて無かった。 そうだよな。 平日は仕事もあるし、週末を引越し作業で終わらせるのもな。 俺も週末には、ミキとゆっくり過ごしたいし……引越し作業を手伝うつもりもあったが……俺の我儘で、ミキに負担を掛けるのはなぁ~。 昂ってた気持ちが少し冷静になった。 焦る必要もない……っか。 引越して来たら、ずっと一緒に居られるんだからな。 「悪かった。俺1人で盛り上がって気持ちが昂ってた。引越しの時期はミキに任せるが…なるべく早く……頼む。それと、引越し作業は俺も手伝うから言ってくれよ」 「はい! 一応、1月末を目処に引越して来ますね」 「無理はするな」 「はい。でも……俺も伊織さんと早く住みたいし」 その言葉を聞いて嬉しくなり、ガバッとミキを抱きしめた。 「ありがと」 体を離し、額を合わせ見つめ合う。 「週末には、ミキの家族のお墓参りに行こう! 一緒に住む事を報告しないとな。その帰りに食事して、その後に街のイルミネーションを見て歩こう! もちろん、泊まるよな?」 「伊織さん……ありがと。俺の……皆んな、喜んでくれます。‘良かったね。もう1人じゃあ無いよ’ って言ってくれると思います。俺…俺…伊織さんと出会えて本当に良かった!」 伊織さんが言ってくれた言葉に感激し涙が溢れてきた 俺の家族の事を忘れないで居てくれる……優しい伊織さん。 本当に、あなたと出会えた俺は幸せ者です。 「泣くな。ミキが泣くと……俺はどうしたら良いか困る。常に、俺の前では笑っててくれよ。その笑顔が俺の癒しにもなるし、活力にもなるんだからな。それで週末は泊まるだろ?」 涙を手で拭い微笑むとミキも微笑む。 「嬉し涙です。伊織さんの優しさを感じて……週末は泊まります。お墓参りして食事してイルミネ-ション見て……俺達の…2回めのクリスマスですね」 「そうだな……1回めのクリスマスの今日も……愛を確かめ合っても良いか?抱きたい!」 頭をコクンッと縦に振る姿で了承を得た。 「……俺も伊織さんが……欲しい」 この男心を揺さぶる言葉に気持ちも俺のモノも昂り、今日は優しく抱くと決め、ミキと唇を合わせた。 そのままベットに押し倒した。 クチュクチュクチュ…レロレロ…チュ-チュ-…舌を絡め吸い付き唾液を吸う。 甘いな。 苺ケ-キの味か? いや、ミキの味だ! 何度も角度を変え舌を絡めとる。 「ぁ…ぁん…ん」 キスの合間に喘ぎが漏れ、俺の欲情を誘う。 慎しまやかな喘ぎ声も可愛い~な。 一緒に暮らしたら、この喘ぎ声が……毎日聞こえるのか。 いや、毎日はしないと誓ったばかりだ……ま、その時の状況に応じてだな。 唇を離し少し、荒い息のミキの顔を見た。 艶っぽいな。 俺の愛撫で、もっと.もっと艶やかに色っぽく淫らになるミキは堪らない。 ミキの服に手を掛け脱がし、きめ細やかな白い肌が露わになり、我慢出来ずに額にチュッと1つキスし首筋に顔を埋めた。 「ぁあ…俺だけなんて…伊織も脱いで」 「解った」 首筋から顔を上げ上体を起こし、服を脱ぎ捨てチノパンと下着も全てベットの下に脱ぎ捨てると、ミキも自分でスキニ-パンツと下着をズリズリ…と脱いで居た お互い全裸になり、改めて唇を合わせた。 ミキの咥内を思う存分に楯鱗し犯し唇を離し、さっきの続きとばかりに首筋に顔を埋めチロチロ…舐め、鎖骨や胸元にねっとり舌を這わす。 「んん…ぁ…ん…」 可愛い喘ぎに興奮し、既に怒張してる俺のモノがピクピク…反応し、堪らずにミキの太腿に擦りつけ快感が走る。 スリスリ…くぅ~気持ち良い~。 「ぁあ…伊織のが…硬いの…ぁん…大きぃ」 「ミキが可愛い過ぎて」 また胸元に唇を落とし敏感な乳首に辿り着く。 チロチロ…レロレロ…チュッチュッ……プクッと立つ可愛い乳首を舌で舐め回し吸い付き、指先で捏ねくり回す。 「ぁん…ちくび…感じ…るから…ぁあ…いい」 本当に乳首が弱いな。 指先で捏ねくり回してた乳首から指を離し、その乳首にむしゃぶりつき離した指先で脇腹と腰骨.太腿をスリスリ…厭らしい手つきで撫で回す。 「ん…はぁん…ぁ…ふぅん…やん…ぁあ」 どこを触っても敏感に反応するミキに、更に興奮が増す。 俺の愛撫に可愛いらしい喘ぎと敏感に反応するミキの姿は ‘もっと感じさせたい.気持ち良くさせたい’ と男心に火をつける。 小悪魔だな、いや魔性…か? どちらにしても1度でもこんな姿見たら……離れられなくなる! 白い敏感な肌.敏感な乳首.可愛い喘ぎ.色っぽい艶顔……全てが俺を虜にする。 昼は天然小悪魔で、夜は淫らな魔性…だな。 チュッチュッチュッ…レロレロ…チュ-チュ-… 乳首から唇を離し、上体を下げ胸元や腹に唇と舌を使い鬱血の跡を残す。 片手で尻を揉み、勃ち上がり先端に我慢汁が浮かぶミキのモノが目の前にある。 期待でヒクつくミキのモノに手を掛けると、先端で玉になってた我慢汁の滴が幹を伝う。 俺は思わず舌舐めずりした。

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